こういう時こそ…露との交流継続を表明した知事 : 政治 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

ロシアがウクライナ南部クリミア半島の編入を発表し、日本や欧米各国が非難している問題について、ロシアとの交流に力を入れている秋田県の佐竹知事は２０日、「（ロシアとの）関係の見直しは考えていない。むしろ、こういう時に様々なルートで接点を設けておいた方がいい」との見解を示した。 佐竹知事はロシアのプーチン大統領とペットを贈り合っているほか、県の新年度当初予算案に交流拡大のための調査事業費を盛り込むなど、ロシア重視の姿勢を打ち出している。 佐竹知事は「韓国や中国ともそうだが、ビジネスと政治はかけ離れている」と述べ、ロシア関連の事業を継続する意向を示した。プーチン大統領については、「国際関係は、何をもって良いとか悪いとか言えない。波乱なく収まってくれることを願っている」と述べるにとどめた。