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「ゆとりないと捏造の誘惑」STAP問題で議論 : 科学 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
STAP細胞問題や研究者を取り巻く環境について議論する催しが20日、つくば国際会議場(茨城県つく... STAP細胞問題や研究者を取り巻く環境について議論する催しが20日、つくば国際会議場(茨城県つくば市)で開かれた。 研究者ら約100人が参加し、不安定な立場に置かれた研究者が研究成果捏造(ねつぞう)の誘惑に襲われることなどを話し合った。 筑波研究学園都市研究機関労働組合協議会などで作る実行委員会の主催。榎木英介・近畿大医学部講師が講演し、大学院生や博士研究員が増えて教育がおろそかになった可能性を挙げ、任期のある不安定な身分や激しい競争が研究現場をゆがめていると指摘。「STAP問題は日本の研究環境が生み出した。精神的なゆとりがないと捏造の誘惑は断ち切れない」と話した。 参加者からは、「科学者コミュニティーが問題に対応できることを社会に示す必要がある」などの意見が出された。
2014/06/22 リンク