２年後ドッキング実験、宇宙ステーション視野に…中国計画 : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

【北京＝佐伯聡士】２０２０年頃の大型宇宙ステーション建設に向け、１１年に宇宙船のドッキング実験を行うことなど、中国が資源や軍事技術の獲得を視野に国家目標として加速している宇宙開発のタイムスケジュールが明確になった。 開会中の全国人民代表大会（全人代＝国会）と人民政治協商会議（政協）に出席している宇宙プロジェクトの責任者が７日までに中国メディアに明らかにした。 新華社電などによると、昨秋、「神舟７号」で初の船外活動に成功した有人飛行では、次の段階として、小型の宇宙実験室「天宮１号」（重さ８トン）を発射し、１１年に無人宇宙船「神舟８号」を打ち上げてドッキング実験を行う。これに成功すれば、同じ年に有人の「神舟９号」を打ち上げてドッキングを行う計画だ。 新たに５～７人の宇宙飛行士を選抜する作業は年内に始まり、初の女性飛行士が選ばれる可能性もある。 また、月探査プロジェクトでは、探査衛星「嫦娥(じょ

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