とうとう始まった！マル暴“魔女狩り”芸能界から飛び火 - 政治・社会 - ZAKZAK

暴力団絡みの不祥事が芸能界に続き、競馬界でも炸裂した。河野通文調教師（６１）が暴力団関係者と交際があったとして、日本中央競馬会（ＪＲＡ）は２６日付で調教師免許を剥奪した。暴力団排除条例の全国的な広がりにより、密接な関係があるとされる他業界にもピリピリムードが漂う一方、行き過ぎた“魔女狩り”につながりかねない危うさを指摘する声もある。 ＪＲＡの小林善一郎審判担当理事は２６日、会見の席上、厳しい口調で述べた。「河野調教師は暴力団員と認識しながら交際を途絶することはなかった。調教師は少なくとも公正確保の重い責任があり、（暴力団関係者を）排除すべき立場。ＪＲＡとして容認できることではない」 ＪＲＡは、今年３月３１日の報道で河野調教師が指定暴力団山口組系組幹部から１０００万円をだまし取られた事件を知り、公判の傍聴、調教師本人への事情聴取を重ねた結果、裁定委員会などを経て処分を決定したことを明らか