【日本の解き方】後手後手の原発対応、場当たり延命の瀬戸際首相 - 政治・社会 - ZAKZAK

菅直人首相は６日に突然、全原発にストレステストの実施を表明した。海江田万里経産相の働きかけによってすでに再稼働受け入れを表明した自治体では突然の方針転換に大混乱だ。 佐賀県の古川康知事は６日午後、同県庁で記者団に「なんでこの時期になって、と驚いている」と述べた。また、玄海町の岸本英雄町長は７日、玄海原発について、九州電力側にいったん伝えた再稼働への同意を撤回する方針を明らかにした。はしごを外された海江田経産相も辞任を示唆した。 ストレステストとは、金融機関に対するものが有名であるが、経済成長率がマイナス５％とか、通常あまりないような条件で金融機関の健全性をみるシミュレーションだ。 原発であれば、一定以上の地震や津波に対して原発の安全性が確保できるかどうかをシミュレーションしてみるのだろう。ＥＵでは、テロに対して原発が安全かどうかの項目も含まれ、６月から域内１４３の原発を対象にストレス