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おやすみ、コネコ
[目次へ] おやすみ、コネコ イズミカズヨシ 「宇宙がない」という真実が公表され... [目次へ] おやすみ、コネコ イズミカズヨシ 「宇宙がない」という真実が公表された14年後に、ぼくは生れた。 17の時に両親は飛行機事故によってこの世を去った。父方の親類がぼくの擁護を かってでてくれたが、彼らとはうまくやっていく自信がなかったので、ぼくは両親の 残したロンドン郊外にある一軒家に一人で暮らすことを主張し、そして実行した。 母が第一交配世代だったため、ゴート機構からの支給金によって生活には事欠かな かった。もしかしたら、親類たちはそのお金が目当てだったのかもしれない。 一ヶ月ごとに送られてくるゴートからの手紙と、およそ同じ時期に届く母の受胎体 提供者(匿名)の手紙をポストから取り出すと、ゴートの方は机の一番上の鍵付きの 引き出しに締まって、もう一方の手紙を手に二階のベランダへ行き、それから封を切 った。 東にそびえる空中回廊が顔を出したばかりの陽に照らされ、