安保理 飛行禁止空域の決議採択 NHKニュース

安保理 飛行禁止空域の決議採択 3月18日 10時13分 国連安全保障理事会は、１７日、リビアのカダフィ政権による市民らへの空爆を食い止めるため、リビアの上空に「飛行禁止空域」を設定するとともに、各国がそのために必要な軍事的措置を取ることを認める決議を採択しました。 国連安保理は、日本時間の１８日朝、リビア情勢を巡って新たな決議案の採決を行い、アメリカ、イギリス、フランスなど、１０か国の賛成で決議を採択しました。決議では、カダフィ政権による空爆を食い止めるため、リビア上空の飛行を人道支援を除いてすべて禁止する「飛行禁止空域」を設定し、そのために必要なあらゆる措置を取ることを各国に認めるとして、軍事的措置を容認する内容となっています。さらに、反政府勢力の拠点となっている北東部の都市ベンガジなどで、カダフィ政権からの脅威にさらされている市民を保護するために、各国が軍事的な措置を取ることも認めて