日ロ協力でロシアに発電所建設 NHKニュース

天然ガスを効率よく利用するためのインフラの整備を進めているロシアで、日本製の発電設備を導入した火力発電所が新たに建設され、日本とロシアの経済協力を後押しするものとして両国の関係者の期待を集めています。 この火力発電所は、ロシア極東のウラジオストクで建設が進むロシア最大級の水族館に電力と温水を供給するため新たに建設されたもので、大手機械メーカーの川崎重工業が発電用の小型ガスタービン２基を納入しました。 ２２日の完成式典ではロシアの電力会社の社長が「発電効率は８０％と、非常に効率のよい装置です」とあいさつしたあと、タービンを起動させました。 ロシア政府は極東地域で天然ガスの供給網を作り、この地域の火力発電所の燃料を石炭からガスに替える国家計画を進めていて、日本も官民を挙げて極東のインフラ整備に協力する姿勢を示しています。式典に参加した川崎重工業の三浦良三理事は「日ロ関係がよくなってビジネスでも