被爆者の手記や資料 保存の新施設を NHKニュース

広島と長崎に投下された原爆で被爆した人の手記や、日本被団協＝日本原水爆被害者団体協議会の資料などを保存する施設を新たにつくろうと、２日、東京都内で集会が開かれました。 被爆者や作家などがメンバーのＮＰＯ法人、「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」が都内で開いた集会には、およそ５０人が参加しました。 この中で、被爆者の聞き取り調査などを行っている一橋大学名誉教授の濱谷正晴さんが講演し、「原爆投下から６８年がたち、被爆者が高齢化するなか、手記や証言などを『記憶遺産』として保存する施設が必要だ」と訴えました。 このあと、日本被団協代表委員の岩佐幹三さんらが、施設の基本構想を発表しました。 それによりますと、被爆者の手記や証言、核兵器廃絶を世界に訴えてきた日本被団協の活動の記録、それに研究機関や病院などによる放射線の影響や心の傷などに関する調査結果を収集して保存するとしています。 そのうえで

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