金融機関が航空機リース事業を強化 NHKニュース

国内市場の縮小で融資による収益の拡大が難しくなるとみている日本の金融機関の間では、世界的に需要が伸びている航空機のリース事業を強化する動きが広がっています。 航空機の需要は世界的に拡大していて、アメリカの大手航空機メーカー、「ボーイング」の予測では、世界で運航される機体は２０３０年には今の２倍のおよそ４万機に増える見通しです。 これに合わせて、航空機全体の３０％余りを占めているリースの利用も増える見通しで、日本の大手金融機関では、自動車のリース事業などの経験をいかして、航空機のリース事業を強化する動きが広がっています。 このうち「三井住友フィナンシャルグループ」の航空機リース会社は、今保有しているおよそ３５０機の機体を年間１０％ずつ増やしていく計画です。 また、およそ１２０機を保有する「三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ」のリース会社は、年間２０機のペースで増やしていくほか、１３０機保有す