テロから１４年 日本人合唱団が追悼コンサート NHKニュース

アメリカを襲った同時多発テロ事件から１４年となった１１日、ニューヨークで、日本人の合唱団を中心に犠牲者を追悼するコンサートが開かれました。 コンサートでは、世界貿易センタービルで働いていた息子の陽一さんを亡くした住山一貞さん（７８）が作詞・作曲を手がけた合唱曲が歌われました。 住山さんの曲は、遺族が作った折り鶴が世界に羽ばたき、平和への思いを伝えていくことを歌い、会場に歌声が響くと観客たちは、静かに聴き入っていました。 また、ことしは、４年前の東日本大震災で、宮城県石巻市で英語の指導助手をしていて津波の犠牲になったアメリカ人女性、テイラー・アンダーソンさんの教え子たちが加わる合唱団が招かれました。 アンダーソンさんへの思いや、世界各地からの被災地への支援に感謝の気持を込めた合唱が披露されると、会場は大きな拍手に包まれました。 コンサートを聴いた住山さんは、「毎年、こうした形で、事件を思い出

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