朝日新聞阪神支局襲撃から３０年 支局に拝礼所 資料展示 | NHKニュース

兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局に散弾銃を持った男が押し入り、記者２人が死傷した事件から、３日で３０年になります。支局では、追悼のための拝礼所が設けられるほか、神戸市では言論の自由について話し合うシンポジウムが開かれます。 犯人は「赤報隊」を名乗って犯行声明を送りつけ、翌年にかけて、ほかの支局に爆発物を置くなどの犯行を繰り返しました。 警察庁は５件の事件を広域重要１１６号事件に指定し、言論へのテロと見て、朝日新聞の記事に反感を抱く可能性のある人物やグループなど、１万人以上をリストアップして捜査を進めましたが、犯人を特定できないまま、時効になりました。 阪神支局の襲撃事件から３０年となる３日、支局には午前９時から拝礼所が設けられ関係者が追悼するほか、散弾のあとが残る小尻記者の服など事件に関する資料が展示されます。 また、神戸市では報道機関へのテロと言論の自由について話し合おうと、作家やジャーナ