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NHK NEWS WEB “じい”と“ばあ”のように
「ばあちゃん、じいちゃんみたいな幸せを築きたい」。 東日本大震災で失われた命を忘れず、被災者の今を... 「ばあちゃん、じいちゃんみたいな幸せを築きたい」。 東日本大震災で失われた命を忘れず、被災者の今を伝えるためにNHKが設けたホームページ、「こころフォト」に寄せられたメッセージです。 送ってくれたのは、震災から2年7か月を経て結婚した福島県の女性。 人生の新たな一歩を踏み出した「きっかけ」は、亡くなった最愛の家族が残してくれたあることばでした。 社会部の宮原豪一記者が紹介します。 親同然だった“じい”と“ばあ” 福島県いわき市の仮設住宅に暮らす高村(旧姓・鈴木)早苗さん(26)は、震災で祖父母を亡くしました。 早苗さんは、共働きだった両親に代わって育ててくれた祖父母を“じい”、“ばあ”と呼んで慕っていました。 鈴木久太郎さん(当時69)と洋子さん(当時70)です。 早苗さんの幼いころの写真には、“ばあ”がいつも一緒に写っています。 早苗さんは「授業参観に来てくれたり、お弁当を
2013/10/12 リンク