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『渋江抽斎』森鷗外: やまもも書斎記
森鷗外.『渋江抽斎』(岩波文庫).岩波書店.1940(1999.改版) https://www.iwanami.co.jp/book/b24... 森鷗外.『渋江抽斎』(岩波文庫).岩波書店.1940(1999.改版) https://www.iwanami.co.jp/book/b249228.html 『渋江抽斎』を読むのは、何度目になるだろうか。新潮文庫版の森鷗外を読んだ続きで、これも再読してみることにした。 この本、書誌を書いてみて、一九四〇年、昭和一五年から、岩波文庫で刊行され続けてきていることを、改めて認識した。たしかに、他の史伝類にくらべると、『渋江抽斎』は読みやすい。そして、面白い。 『渋江抽斎』の面白さは、どこにあるのだろうか。二点ほど書いてみる。 第一には、ファミリーヒストリーとしての面白さである。 森鷗外は、武鑑の収集から目にした、渋江抽斎という人物の周囲を探索していく。その家族、親戚、知人のあとを追っていく。まさに、ドキュメンタリーであり、NHKの番組でいうならば、「ファミリーヒストリー」である。その探索の緻密