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路地裏探索 - 旅と僕と人と
トルコでの最後の朝を迎えた。 お馴染みのホテルで目を覚まし、いつものように海を見ながら朝食を食べる... トルコでの最後の朝を迎えた。 お馴染みのホテルで目を覚まし、いつものように海を見ながら朝食を食べる。 かもめが朝から元気に飛び回っている。 上空を旋回しては海に降り、自由に餌をとっている。 そもそも旅に出たのは、「自由」を求めてだった。 自由というものの定義は分からないが、日本での縛られているような生活からなんとか脱していきたかったその反動から日本とは全く違う場所に行こうとしている。 トルコは確かに日本とは全く違う。 国民も明るくて活気がある場所が多い。 ただ僕とおなじ感覚で自由だ!と感じている人は少ないだろう。 要は、僕が今自由と感じているだけで、実際は僕自身色んなしがらみを期間限定で忘れているだけなのだ。 トルコ人も旅行で日本に来たら、「俺は今自由だ」と感じるに違いない。 どうせだったらつかの間の自由を満喫しようと思い、最後の散歩に出た。 向かう先は商店街である。 イスタンブールには、