娘の登校時間はいつもぎりぎりで、送られてくる校門の通過時刻メール(そういうものが、なんとある)を見ては、抽選の当落を確認するように偶然性を持って間に合ったか間に合わなかったかを受け取る日々だ。 間に合えば幸運、間に合わなければ不運みたいに感じていたが、いやそうじゃなくて、間に合わせようと努力して間に合わせなければと、そう奮い立ったのが一昨日だった。 明日は頑張って朝間に合うように余裕をもって起きようと娘と話をし寝て今日、娘を早めにしっかり起こした。 普通に余裕をもって朝ごはんが食べられ、顔もちゃんと洗えた上に化粧水を噴射して顔にしっかり抑えこみ歯もみがいている。 ご紹介しましょう、これが「余裕」です! という、わかりやすい状態。へえ、これがあの「余裕」か~と、私はまじまじ見た。 しかし娘はとくべつ、ああ今日は余裕があるなあ、気分がいいことだ、などと思っているようには見えず、ただ時間がなけれ