マーティン・スコセッシ監督『沈黙サイレンス』(2016年)。 スコセッシはこの映画をバチカンの修道士たちに見せるために作った。それは遠藤周作の想いを遂げるためだった。エリア・カザンの映画に赦されたスコセッシがカザンの汚名を雪いだように。 江戸時代の日本で弾圧に屈して「転んだ」カトリック伝道師の物語だが、単にキリスト教の映画ではない。遠藤周作とスコセッシが求めた360年目の救いとは? 赤狩りや『エデンの東』との関係は? 物語の結末に触れています。
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