Googleは2017年5月、人工知能(AI)ハードウェアの自作を支援する「AIY(AI yourself)Projects」を発表し、その第1弾として自然言語の音声認識が可能なDIYキット「AIY Voice Kit」を提供開始した。このキットは、「Google Assistant SDK」などと連携することで、「Raspberry Pi」を音声アシスタントに変えることができる。 さらにGoogleは今回、Raspberry Piで画像認識デバイスを自作できる「AIY Vision Kit」を発表した。このキットは、Googleの機械学習モデル「TensorFlow」を利用するもので、デバイスを制御する専用の「Android」アプリが近く登場する予定だ。 Googleによると、AIY Vision Kitは「デバイス上におけるニューラルネットワークのアクセラレーション」を特徴とし、Ras
他人のパソコンを不正利用して仮想通貨をマイニングしたとして摘発されたウェブデザイナーの男性(30)が14日、東京都内で記者会見し、「納得できない。何が違法なのか基準を明確にしてほしい」と主張した。 男性の弁護人も「捜査で日本の技術者が萎縮すれば、国力を損なうことになる」と訴えた。 男性によると、昨年9~11月、趣味で開設していたサイトに、閲覧者のパソコンでマイニングさせるプログラム「Coinhive(コインハイブ)」を導入。計約900円分の仮想通貨「MONERO(モネロ)」を得た。今年3月に横浜簡裁で不正指令電磁的記録保管罪で罰金10万円の略式命令を受けたが、否認したため、今後横浜地裁で正式裁判が開かれる。 主任弁護人の平野敬弁護士はコインハイブについて、パソコンを壊したり情報を抜き取ったりすることはないとし、「コンピューターウイルスとは異なる」と指摘。「無罪と確信している。法解釈が定まっ
「もうPTAをやめたい」。福岡県内にある小学校のPTA副会長だった紀子さん(44)=仮名=のもとに昨年2月、学校を通じて一人の母親の声が届いた。「自分の学校でPTAの非加入問題が起きるなんて」。4月から新会長になることが決まっていた紀子さんは、突然の出来事に戸惑いながらも、母親に直接会って話をしたいと申し出た。 ⇒【画像】熊本市のある小学校で配られた文書 PTA非加入世帯への「ペナルティー」が記載されていた 1対1での話し合いは4時間に及んだ。最初は紀子さんが何を言っても「とにかくやめたい」の一点張りだったが、やがて母親は「役員決め」での苦い記憶を語り始めた。 フルタイム勤務の夫婦共働き。仕事が忙しく、家庭の事情もあって「今年の役員はできない」と訴えると、別の母親から厳しい声が投げかけられたという。「みんな仕事はしている。そんな事を言ったら、ここにはもう住めませんよ」 「なぜ、そこまで言わ
Amazonで商品を探す時にレビュー評価を参考にしている人は多いと思います。聞いたことがないメーカーの商品でも「レビュー数が多い」「平均で星4~5」であれば思わず「買っても大丈夫かな」という気持ちになってしまうのではないでしょうか。 しかしながら、レビュー数と高評価を両立するのは決して簡単なことではありません。 Amazonに出品する事業者、特に新規事業者はそもそも知名度が低いためレビューの数を獲得するだけでも大変です。その上で、高い品質やコストパフォーマンスが前提となってくる高評価を維持するとなれば、その難易度はグッと上がってくるはずなのです。 本来であれば地道に販売実績と信頼を積み上げながら、ブランド力と知名度を高めていくべきなのですが、それを表面上とはいえ手っ取り早く手に入れる方法が存在するのです。それが「やらせレビュー」です。ひと昔前に流行った「ステマ」と同じです。 この方法を使う
世界トップレヴェルの人工知能(AI)研究者であるアンドリュー・エンが、生産現場におけるAIの活用を支援するスタートアップを立ち上げた。その最初の顧客として名前が挙がったのが、「iPhone」などのアップル製品の生産でも知られる台湾の受託生産大手フォックスコン(鴻海精密工業)。彼らはモノづくりの現場に、いったいどんな革新を起こそうとしているのか。 台湾の受託生産大手フォックスコン(鴻海精密工業)では、100万人を超える労働者と数万台のロボットを使ってアップルの「iPhone」などの電子機器を生産している。労働者側のストレス[日本語版記事]も伴う経費削減で有名な同社は、工場の効率をさらに高めるために人工知能(AI)研究者の助けを借りることにした。グーグルが機械学習に関して新たな方向性[日本語版記事]を目指すきっかけをつくった研究者、アンドリュー・エン(Andrew Ng:吳恩達)だ。
記事 文春オンライン 2018年05月07日 07:00 “バブル”の恩恵を受けるために、いま必要な知識とは - 熊野 英生 Tweet バブルは別の顔をしてやってくる――。次にバブルがやってくるのはどの業界か、バブルが起こるのはどんな条件下か。日銀の超金融緩和はバブルを呼ぶのか――。エコノミストの熊野英生氏が予測する。 (出典:文藝春秋オピニオン 2018年の論点100) 知識に精通した人だけがバブルの利益を得ている 「80年代と同じバブルは起こりますか?」と問われると、NOと言わざるを得ない。80年代バブルは、全面的なユーフォリア(陶酔)であり、企業も庶民も踊った。もう庶民が踊るバブルは来ない。 80年代バブル崩壊後の客待ちタクシーの洪水 ©山元茂樹/文藝春秋 しかし、バブルは別の顔をしてやってくる。この法則は今も生きている。ビットコインやタワーマンションのブームのように、マニアックな
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