老害の初期症状を患うと『苦笑』や『ニヤニヤ』するのだそうだ。どうだろう。少し思い出そうと思い最初に浮かんだシーンは会議だ。60くらいの役職の面々が並ぶ会議の場で、熱く語る若手を『苦笑』したり、乗り込んできた関連組織の物言いにお手並み拝見と『ニヤニヤ』している風景だ。 老害を患い『苦笑』や『ニヤニヤ』するのは患っている方にアドバンテージがあるからだろうか。それとも老害を患っているからこそ自身に不安を抱えているからだろうか。 自分はどちらでもないと考える。 自分の考えは、老害の初期症状を患い始めることで外部から自身の内部に新しい情報を取り入れる壁を作り始めているため、自分の経験や過去の古くなった知識だけで反応しているだけに過ぎないと言うものだ。 この考えからいえば、老害の初期症状を患い始めてもアドバンテージを持っているかは、あえて面倒臭い新しい情報がどんな馬の骨か(使えるのか)を吟味するために
