気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 2011年はベビー・ブーマー世代が本格的に退職時期を迎える節目の年だと言われる。1946~64年生まれのベビー・ブーマー世代の先頭が、ついに65歳に到達するからだ。米国では公的年金の満額支給資格を得られる年齢が長らく65歳に設定されてきた。このため「65歳」は、退職時期を象徴する年として意識されている。 そのベビー・ブーマー世代。いよいよ退職時期を迎えるというこの時期に、どうやら憂鬱な気分にとりつかれているようだ。 ピュー・リサーチセンターの分析によれば、ベビー・ブーマーは米国で最も「陰気な世代」だという。2010年12月の調査では、ベビー・ブーマー世代の80%が「米国の進んでいる方向に満足していない」と答えている。1945年以前に生まれた年