福岡市の営業コンサルティング会社が、NPO法人「九州プロレス」と連携しユニークな社員研修サービスを始めた。 経営者から「最近の営業マンは元気がない」との声を聞いていたコンサルティング会社が、研修にプロレスを取り込むことを発案、九州プロレス理事長の筑前りょう太さん(36)に直談判し、異色の“タッグ”が実現した。 今月16日の初研修では、陶器卸売会社の7人が腕立て伏せやスクワットに挑戦。プロレス技の「4の字固め」をかけ合うと、「イターッ」「ウー」と悲鳴を上げ、歯を食いしばって全メニューをこなした。 参加者は「足がパンパン。限界を乗り越えた経験は、仕事にも役立ちそう」とすがすがしい笑顔だった。