南阿蘇鉄道は25日、熊本地震にともなう復旧義援金の口座を開設したと発表した。16日未明の地震で甚大な被害を受け、現在も運転再開の見通しは立っていない。 最大震度7を観測した4月14日の地震で運転を見合わせた後、4月16日始発から運転再開を予定していたが、16日1時25分頃、最大震度7を観測する地震が再び発生。南阿蘇村で震度6強を観測し、南阿蘇鉄道も全線で運休を余儀なくされた。国土交通省の災害情報でも、南阿蘇鉄道の施設被害に関して、「立野駅~長陽駅間トンネル内壁クラック、橋梁に変状等が認められるが詳細不明(4/16)」と報告されている。 とくにトンネルや鉄橋が被害を受けたことから、「鉄道の復旧には、多数の費用が予想されます」と同社。被害に対する義援金の問い合わせも多いため、専用の口座が開設されることになったという。義援金名は「熊本地震 南鉄復旧義援金」で、各金融機関からの振込みのみ、4月25
![熊本地震、南阿蘇鉄道は運転再開の見通し立たず - 復旧義援金の口座を開設](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b154fc087c23f34b914fae7ef5065e18fc20a7db/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Farticle%2F20160425-a319%2Findex_images%2Findex.jpg)