科学New Virus Jumps From Monkeys to Lab Worker - ScienceNOW ウイルスがサルから研究所職員にジャンプした、などと書かれています。今日は土曜日ですがジャンプ発売日。論文 PLoS Pathogens: Cross-Species Transmission of a Novel Adenovirus Associated with a Fulminant Pneumonia Outbreak in a New World Monkey Colony 2009年、カリフォルニアデービスにある米国立霊長類研究センターのtiti monkey(和名が見当たらない)に謎の感染症が流行し、飼育されていた65匹中23匹のサルが感染して重症肺炎になり19匹が死亡した(安楽死含む)。死亡したサルの肺組織から新種のアデノウイルスが見つかりTMAdV(titi
2011年05月11日 00:55 カテゴリサイエンス最前線〜動物・植物・微生物 アルマジロに御用心 Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet アメリカ南部の州には、野良犬ならぬ野良アルマジロが多数生息しているそうです。裏庭、縁側、道端などどこでも普通に見かけるといいます。でも可愛いからといって、あまり濃厚なスキンシップは避けた方が無難かもしれません。『The New England Journal of Medicine』の4月28日号に掲載された研究報告において、アルマジロは、ハンセン病菌を媒介し、人に感染させる危険性が指摘されたのです。 ハンセン病は、ライ菌(Mycobacterium leprae)によって引き起こされる感染症で、末梢神経障害および特有の皮膚症状が特徴です。ライ菌は比較的低温の環境(30−33℃)を好むた
感染症 asahi.com(朝日新聞社):愛知で鳥インフルエンザ 農場のウズラ殺処分へ - 社会 農林水産省と愛知県は27日、同県豊橋市のウズラの飼育農家で、ウズラが高病原性の鳥インフルエンザに感染し、H7型のウイルスが確認されたと発表した。国内の家畜農場でH7型が見つかったのは1925年のニワトリ以来、84年ぶり。ただ、この農場では1羽も死んでおらず、同省は弱毒性の可能性が高いとみて遺伝子分析を急いでいる。 鳥インフルエンザは、高病原性と低病原性に分類できます。高病原性鳥インフルエンザはいわゆるH5、H7型のヘマグルチニンを持つものですが、これはさらに弱毒型と強毒型に分類されます。高病原性鳥インフルエンザは全て法定伝染病(家畜伝染病)ですが、低病原性は届出伝染病という、ちょっとランクが低いものに分類され、その後の法的な防疫手段も異なってきます。毒性の分類は、基本的に鶏に静脈内摂取した場合
愛知県豊橋市でウズラに感染が確認されたトリインフルエンザはH7型という弱毒性のものであることがわかったにもかかわらず、ウイルスが検出されたウズラと同じ飼育舎にいた25万9000羽のすべてを殺処分にしたとのことです。 感染性が強いということで、一気に拡がるということはあるのかもしれませんが、インフルエンザになったからといって死んだウズラは一羽も確認されていないにもかかわらず、そこまでする必要があったのでしょうか。もちろん、ヒトへの感染はほぼ完全に否定されています。 ウズラにもちゃんとした免疫システムがありますので、こうした毒性の低いインフルエンザの場合だと、確実に抗体が作られて免疫が成立します。しばらく様子をみても良かったのではないでしょうか。感染したウズラをすべて殺してしまったのでは、再びなんらかのルートで新たなウイルスがやって来た時、免疫の出来ていない新しいウズラはまたすべてがあっさりと
農林水産省と愛知県は27日、愛知県豊橋市のウズラの飼育農家で、ウズラ2羽が高病原性の鳥インフルエンザに感染した疑いがあると明らかにした。欧州や韓国で確認されている高病原性のH7亜型のウイルスが確認された。国内でH7型の発見されたのは初めて。ただ、この農場では1羽も死亡しておらず、同省は弱毒性の可能性が高いとみて遺伝子分析を急いでいる。 国内の家畜農家で、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが確認されたのは、07年1〜2月に宮崎県と岡山県の感染以来。 この農場は32万羽のウズラを飼養する大規模な採卵農家で主に卵を出荷している。32万羽のうち28万羽程度が殺処分の対象となる見込み。一帯は全国有数のウズラの卵の生産地で、高病原性のウイルスが確認されたことで、農水省などは家畜伝染病予防法の防疫指針に基づき、半径10キロ圏内の養鶏場や養鶉場(ようかくじょう)を対象に、鳥や卵、飼料の移動を制限する。
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