近年の「本離れ」の影響や大型書店、ネット通販などに押されて相次いで消えて行く街の書店。そんなご時世に京都市上京区の鴨川近くの路地裏に小さな書店がオープンした。店主は英紙ガーディアンが「世界で一番素晴らしい本屋」10店に挙げた「恵文社一乗寺店」(左京区)で13年間店長を務めた堀部篤史さん(38)。「小さくても新刊を取り扱う書店が開店できるというモデルになりたい」と話す。 書店名は「誠光社」。河原町丸太町交差点から1本東の路地を北へ入った町家の1階に11月末オープンした。堀部さんは名物店長として読書家の間で有名で、独立はちょっとした話題となった。今夏、恵文社を退職し独立。実店舗開店に先行して9月中旬にネット上で誠光社を立ち上げた。 この記事は有料記事です。 残り394文字(全文712文字)
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