関口竜平さん=朴順梨撮影 【連載「本屋は生きている」より】 >【小屋時代のインタビュー】lighthouse(千葉) 元サッカー少年が詰め込んだ「楽しい人生を送るための何か」1000冊 「小屋」から移転した理由 ――連載当時に訪れた10平方メートル以下の小屋と比較すると、今の店舗はどのぐらいの広さになりましたか? ここが約40平方メートルなので、単純計算すると小屋4つ分くらいですね。小屋は自分で作ったプレハブでしたが、2020年の夏には暑すぎて「もう来年は無理だ」と思っていました。気温は上がる一方なのに、自分の体力は年々落ちてくる。だからどうしようかと考えていた時に、コーヒー店のHAMANO COFFEE STANDの方から、並びの店舗が空きますよと声をかけられたんです。 それで物件を見に行きましたが、すぐに「これは逃してはならない」と感じて。居抜きでそのまま使えそうだったし、家賃も比較的