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ブックマーク / www.sbbit.jp (11)

  • 福岡市はなぜ元気?「人口増加数 全国一」「地価3倍」成長続ける街はこうして作られた

    人口減少が影を落とす日にも、人口が増え続けている街がいくつかある。その1つが福岡県福岡市だ。同市は、総務省の人口動態調査で、2022年中の総人口増加数が全国市区でトップになった。2024年3月時点で164.5万人と、「2025年に165.6万人」という将来人口推計も達成できる勢いを見せている。この活気の背景にあるのが、2つの大規模再開発だ。 住まいと街の解説者。近年は地盤、行政サービス、空き家、まちづくりその他、まちをテーマにした記事が多い。主な著書に『この街に住んではいけない』(マガジンハウス)『解決!空き家問題』『東京格差 浮かぶ街、沈む街』(ちくま新書)など。路線価図を持ってまちを歩く活動から生まれた「路線価図でまち歩き:土地の値段から地域を読みとく」(学芸出版社)が最新刊。宅地建物取引士、行政書士有資格者。日地理学会、日地形学連合、東京スリバチ学会会員

    福岡市はなぜ元気?「人口増加数 全国一」「地価3倍」成長続ける街はこうして作られた
  • なぜ人気最強「無印良品」が“そっくり企業”に負ける事態に…? 日本企業の残念な盲点

    良品計画が運営する「無印良品」は、中国でも337店舗を展開し、20~30代を中心に絶大な人気を得ている。しかし、その人気とは裏腹に、中国事業の業績不振が続いている。その主な理由は明快で、日中の価格格差に不信感を持っている人が少なくないからだ。だが、価格を是正したところで無印良品中国市場を攻略できるとは言い切れない事情がある。無印良品の「最大のライバル」が急速に業績を伸ばす背景を探ると、中国や東南アジアにおける、日企業に対する価値観の変化が見えてきた。

    なぜ人気最強「無印良品」が“そっくり企業”に負ける事態に…? 日本企業の残念な盲点
  • 【独占】「書店ゼロの街をなくす」TSUTAYAの挑戦、実現させる“収益のカラクリ”とは

    が売れない時代。2020年のCCCの書籍・雑誌全体 既存店前年比は 110%を記録しシュリンクし続ける業界の中で一定の成果を上げているが、「昨年の結果は『鬼滅の刃』ヒットやコロナ禍での巣ごもり需要の影響も大きい。あぐらをかいてはならない」と鎌浦氏は冷静に語る。 同氏は2021年6月に開催された出版社向け説明会で、「書店ゼロの街をなくす」という構想を掲げた。 2017年8月24日の朝日新聞によると、全国420の市町村・行政区の2割強で、すでに書店は消滅している。すなわち新規出店を行わないとCCCの掲げた目標は達成できないが、そもそも街から書店がなくなると何が起こり得るのか。鎌浦氏はこう説明する。 「NHKが開発したAIが、のべ41万人のデータを元に解析した結果によると、読書習慣と健康寿命の長さに相関関係が見られました。しかも、運動や事よりも健康維持に強い影響があるという結果も出ています」

    【独占】「書店ゼロの街をなくす」TSUTAYAの挑戦、実現させる“収益のカラクリ”とは
  • ブックオフのビジネスモデルはなぜ「破綻寸前」なのか

    仕入れ、販売ともに振るわず ブックオフは4月10日、同社の松下展千社長が代表権のない取締役に退き、後任に堀内康隆取締役執行役員が昇格する人事を発表した。同社はこのところ業績の伸び悩みに直面しており、2016年3月期の決算では上場以来、初の赤字決算に転落。2017年3月についても13億円の赤字を見込んでいる。 同社の業績が低迷しているのは、主力商品である書籍の販売が低迷しているからだ。2016年3月期における同社の販売実績(直営店)は、前年比4.2%のプラスだったが、店舗の人件費や新規事業である中古家電のプロモーション費用などコスト増加分を吸収できなかった。 商品別では、活字の書籍が前年比6.4%とプラスだったが、コミックはほぼ横ばい、その他書籍は14.4%の大幅なマイナスとなった。今年に入っても状況はあまり改善しておらず、2017年3月時点における書籍の販売実績は前年同月比マイナス3.6%

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    fiblio
    fiblio 2017/05/09
  • 出版異変! 西野亮廣『えんとつ町のプペル』現象に書籍販売は何を学ぶべきか

    2,000円で発売されている絵が突如、インターネットで無料公開となった。 無料公開された書籍というと、佐藤秀峰氏の漫画『ブラックジャックによろしく』が知られているが、連載終了後から6年半経過してから無料化されたケースだ。また『ワンパンマン』など、もともとWebで無料公開していた漫画小説をパッケージ化して大ヒットとなった例は、近年増えている。 にしのあきひろ(西野 亮廣)氏の『えんとつ町のプペル』(幻冬舎)の無料化が特徴的なのは、もともと比較的高単価で販売していた絵を、発売からわずか3か月程度で無料化したことにある。書籍出版で3か月というと、通常なら初速の売れ行きを見つつ、返数を予測し、重版するかどうかを判断するような時期だ。 有料の電子書籍化ですら、アナログ書籍の売れ行きに影響することを懸念して、アナログの売れ行きが落ちついてから発行されるというパターンが多いこのご時世に、このタイ

    出版異変! 西野亮廣『えんとつ町のプペル』現象に書籍販売は何を学ぶべきか
  • アオシマ書店・八田モンキー氏と米光一成氏に聞く、電子書籍の売り方と未来

    書店の倒産や雑誌売上の大幅減など、厳しいニュースの続く出版業界。一方で、電子書籍市場はすでに1,500億円以上の規模を誇り、電車の中でタブレットやスマートフォンで読書する人の姿も珍しいものではなくなっている。そんななか2016年2月に開設されたのが、電子書籍専門の販売情報サイト「アオシマ書店」。アオシマ書店を運営する株式会社studio NAS(スタジオナス)の八田モンキーさんとアドバイザーの米光一成さんに、サイトのなりたちや、先日始まった「電書告知サービス」、そして今後の電子書籍業界の展望を聞いた。 作家兼エンジニアだからこそ感じた、電子書籍の楽しさ ──studioNASは、これまでに制作会社として他社のウェブや書籍を手がけていらっしゃいます。今回、自社で「アオシマ書店」を始めたきっかけは何でしょうか。 八田モンキー氏(以下、八田氏):以前から自社サービスやメディアも立ち上げたいという

    アオシマ書店・八田モンキー氏と米光一成氏に聞く、電子書籍の売り方と未来
  • 深刻化する書店の経営難に反し、なぜ”天狼院書店”は右肩上がりの成長ができるのか?

    インターネットの無料コンテンツや電子書籍の普及により、書籍の売上低下、書店数の減少が止まらない。1999年に約2万3千店あった書店が、2014年には約1万4千店と約40%も減少し、小規模の書店は経営難で廃業を余儀なくされている。各社、様々な工夫で書店を盛り上げる施策を打ち出す中、「READING LIFE―を通した体験―」をコンセプトに東京・福岡で天狼院書店を経営する東京プライズエージェンシーは、ゼミや部活と呼ばれるイベントを開催することで、ファンを増やし売上を伸ばしている。来年には京都に新店をオープンさせるなど好調の同社だが、その要因とは一体何なのだろうか。 「天狼院書店は、”だけではなく、その先にある体験までも一緒に提供しよう”というモットーで生まれました」と語るのは、三浦 崇典氏。 同社代表取締役の傍らプロライターを務める三浦氏によると、SNSの口コミなどで、ゼミや部活と呼ばれる

  • KADOKAWA、新潮社、スマートニュースが明かす「次世代電子書籍ビジネス」とは何か

    国内における電子出版(電子書籍と電子雑誌)の実績は、2014年に1411億円、2015年に約1826億円となり、29%の伸びを示した。電子雑誌のみでは53%、電子書籍のみでは23%ほど増えている。一方、米国の電子出版市場は、2015年で7000億円ほどだが、2018年の予測値では電子書籍が印刷書籍を抜くという。まだ日はこういった逆転現象は見られないが、出版業界はこの先どう変わっていくのか。電子出版に注力・注目するKADOKAWA、新潮社、スマートニュース3社の代表者が集まり、「次世代電子書籍ビジネス」を語り合った。

    KADOKAWA、新潮社、スマートニュースが明かす「次世代電子書籍ビジネス」とは何か
  • 「復刊」が出版不況の中で注目される? 絶版・品切れ本のデータが明かすヒット作の秘密

    出版不況が叫ばれて久しい昨今、売れるやコンテンツを制作することに頭を悩まされているコンテンツメーカーは多い。こうした中で、過去のコンテンツの「復刊」への注目が集まっている。絶版・品切れをユーザーの投票で復刊させるWebサイト「復刊ドットコム」を運営する復刊ドットコムが、復刊までのプロジェクトや、復刊したコンテンツの具体例などについて紹介した。 出版不況の中でも一定の盛り上がりを見せる「復刊」 絶版・品切れをユーザーの投票で復刊させるWebサイト「復刊ドットコム」を運営する復刊ドットコム。復刊をリクエストする方法は、基的に復刊して欲しいを、一般ユーザーが登録。それに対する投票が一定以上集まると、復刊ドットコムのスタッフが復刊の可否を含めて調査活動を開始する。復刊のメドが立てば出版社や著作者に交渉するという流れだ。 復刊ドットコムの会員は約46万人(2015年8月発表時点)で、約5万

    「復刊」が出版不況の中で注目される? 絶版・品切れ本のデータが明かすヒット作の秘密
    fiblio
    fiblio 2016/02/10
    「絶版・品切れ本をユーザーの投票で復刊させる『復刊ドットコム』が、復刊までのプロジェクトや、復刊したコンテンツの具体例などについて紹介。」
  • 紀伊國屋書店、顧客行動分析が可能な電子本棚 マイクロソフトのKinectやAzureも活用

    SBクリエイティブは21日、顧客行動分析が可能な「インテリジェント・シェルフ」サービスを紀伊國屋書店が運営する「紀伊國屋書店 西武渋谷店」に提供すると発表した。 「インテリジェント・シェルフ」は、店舗の商品棚にマイクロデジタルパネルを取り付け、インターネット経由でそれぞれの商品情報をリアルタイムに発信することができるサービス。 インテルの技術協力を受けて開発したリアルタイムにコンテンツ管理ができるソフトや、顧客行動分析が可能なモーションセンサー(Kinect for Windows)を連携させることで、顧客の棚前行動を把握・分析することができる。 2014年12月にオープンした「紀伊國屋書店 西武渋谷店」の一角に設置されたイベントスペース(アクティブスペース)では、映画化イベント、著者サイン会、キャラクターグッズ販売などが計画されており、「インテリジェント・シェルフ」サービスを用いた販売促

    紀伊國屋書店、顧客行動分析が可能な電子本棚 マイクロソフトのKinectやAzureも活用
  • 町の書店が希少なものになっては困る──かもめブックスが目指す「雑誌のような書店」

    2014年11月29日、地下鉄東西線・神楽坂駅のほど近くに1軒の書店がオープンした。その名は、「かもめブックス」。校閲会社「鴎来堂」が手がける書店ということも話題になり、開店前から注目を集めていた。を作るうえでの一工程である校閲を専門とする会社が書店を開いた理由や、そのモチベーションについて、鴎来堂代表にして、かもめブックス店主 柳下 恭平氏にお話をうかがった。 危機意識が生んだ、校閲会社と書店 ──かもめブックスは、校閲会社が母体であることがユニークですよね。そもそも、どういった経緯で会社を起こされたんでしょうか? 柳下 恭平氏(以下、柳下氏)■校閲という仕事を知ったのは、当に偶然だったんです。ましてや、仕事にするなんて思ってもみませんでした。高校を卒業してから、言葉とコミュニケーションに関心を持っていたので、海外のいくつかの国で働いたり、ぶらぶら国から国へと渡り歩いていました。結局

    町の書店が希少なものになっては困る──かもめブックスが目指す「雑誌のような書店」
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