新型コロナウイルスの感染拡大により、混乱の中で幕を開けた2020年度新学期商戦。学校一斉休校の影響もあり、自宅学習の重要性が注目を集めました。 新型コロナ収束の兆しが見えない中、自宅学習は保護者の負担も大きく、不安を抱えている家庭が多くあります。そんな自宅学習の要となるのがドリルやワークなどを含めた学習参考書であり、2021年以降もさらに需要が高まっていくと考えます。 本稿では、withコロナ時代である2021年度新学期商戦に向けて、「自宅学習=Study Home」をキーワードに、より効果的な売場づくりを提案していきます。 2020年度 新学期商戦総括 2020年度の新学期(2~5月)売上実績は、休業店影響を含めても前年比107.3%と好調でした(下表参照)。 全国に先駆けて北海道が緊急事態を宣言した2月28日以降、全国の書店で小学生向け総復習ドリルや教科書ワークなどのまとめ買いが発生
<プロフィール> ヤマザキOKコンピュータ。1988年生まれ。埼玉県生まれ、東京都育ち。投資家・バンドマン・文筆家・グラフィックデザイナーなど幅広く活動している。福岡への移住を経て、現在は沖縄在住。著書に『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』(タバブックス)がある。 Twitter:@0kcpu 「MEETSCAREER」では多様な選択肢の中で自分らしい生き方をされてる方々の言葉を集め、「はじめの一歩」を踏み出すきっかけをお届けしています。今回のテーマは「お金との向き合い方」。 社会に出て数年も経つと、金銭的にやや余裕ができ、貯金やいわゆる「投資」についても関心を持ち始めると思います。しかし、その動機は「周囲が考え始めたから」「今から将来のために準備しないとマズいから」と、自分の生き方とは関係なく、仕方なくお金と向き合っている人も少なくないのではないでしょうか。 バンドマン
書泉が選ぶ2020年度「プロレス本大賞」が発表!「敢闘賞」受賞の内藤哲也選手から、受賞コメントが到着!! 株式会社書泉(アニメイトグループ)は、12月9日に、書泉のプロレス書籍担当が選ぶ「書泉制定 2020年度 プロレス本大賞」各受賞作品を発表いたしました。 「書泉制定 2020年度 プロレス本大賞」は、プロレス関連書籍・グッズ・チケット等を多く取り揃え、選手に会えるイベントも開催するなど、プロレスファンから親しまれている書店・書泉2店舗を対象に2019年11月から2020年10月までの売り上げが好調であったもの、また、お客様からの反響が多かった書籍やコーナー(企画)を表彰します。12月9日に、「MVP(最優秀プロレス本賞)」「ベストバウト(最優秀企画賞)」「殊勲賞」「敢闘賞」「技能賞」「話題賞」「書泉グランデ 特別賞」「書泉ブックタワー 特別賞」の8つの部門の受賞した全作品が発表されまし
私が「推したかった」本はこれ! コロナで開催断念「静岡書店大賞」、実行委メンバーおすすめの8冊紹介 毎年12月に表彰式が開かれる「静岡書店大賞」の実行委員会は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて今年の開催を断念した。静岡県内に広く知られた年末の行事がなくなり、残念に思う人も多いだろう。そこで今年は、紙面を通じて模擬イベントを実施する。書店員や図書館員ら実行委のメンバー8人が、4部門を対象に「今年の選考で1票を投じただろう」本を紹介する。 ■児童書新作■ 「なぜ僕らは働くのか」佳奈・著、池上彰・監修 モドロカ・イラスト、学研プラス 「仕事ってなんだ?」「どうやって働く?」-。小学生から大人まで、あらゆる世代に「働く」意味を問い掛ける一冊です。 各章の導入部分には、中学生の男の子が家族のサポートを受けて成長する様子を描いた漫画が配置され、続く読み物部分で「働くこと」に関するさまざまな疑問に答え
ジーンクエストというゲノム解析ベンチャーを経営している高橋祥子です。「おすすめの本は何ですか」とよく聞かれるので、2020年に読んだ本のうちここ1-2年以内に日本で出版され、読んでとても良かった本達をご紹介します。私は生命科学分野の人なので、特に科学者が社会や人間について書いた本が心の底から好きです。 読書とは、生体反応のように「刺激(書籍)」と「受容体(読者)」の状態によって反応が決まるため、よく知っている人であれば今の状態に合わせてお薦めしたいと思っていますが、それでもいろんなステージの人に薦められる普遍的な内容の本もあり、今回はそのような本を選んで紹介していきたいと思います。 1. 危機と人類 なんといっても今年はこの本です。2020年は感染症による世界的な危機の年で、危機に対する心構えや考え方についての良い本がないかと探しているなかで、個人的に最も良い知見が得られた本です。 過去の
ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か
ダ・ヴィンチ(KADOKAWA)のランキング企画「BOOK OF THE YEAR 2020」の結果が、本日12月4日発売の同誌2021年1月号で発表された。今年のコミックランキング1位は、吾峠呼世晴「鬼滅の刃」。 「BOOK OF THE YEAR」は全国の本好きが「今年いちばん良かった本」を選ぶ、同誌の年末恒例ブックランキング。コミック部門ではランキング2位によしながふみ「きのう何食べた?」、3位に遠藤達哉「SPY×FAMILY」、4位に尾田栄一郎「ONE PIECE」、5位に田村由美「ミステリと言う勿れ」が続いた。注目作家インタビューには「私たちはどうかしている」が34位にランクインした安藤なつみが登場。誌面では50位までの作品が紹介されている。 またダ・ヴィンチ編集部が選ぶ「プラチナ本 OF THE YEAR 2020」には田島列島「水は海に向かって流れる」が受賞。受賞記念として、
この1年間の書籍のベストセラーが発表され、アニメや映画化もされている人気漫画『鬼滅の刃』の小説版が上位を占めました。 出版物の取り次ぎをしている「日販」=日本出版販売は、先月23日までの1年間に販売された本の売り上げをまとめました。 それによりますと、1位は『鬼滅の刃 しあわせの花』、2位は『鬼滅の刃 片羽の蝶』で、さらに4位にも『鬼滅の刃 風の道しるべ』がランクインし、アニメや映画もヒットしている吾峠呼世晴さんの人気漫画『鬼滅の刃』の小説版が上位を占めました。 また、人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」の攻略本が3位と5位に、料理研究家、はらぺこグリズリーさんのレシピ本、『世界一美味しい手抜きごはん』が9位に入るなど、自宅で過ごす人向けの作品が人気を集めました。 このほか、イギリス在住のブレイディみかこさんのエッセー『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が7位に、児童精神科医の宮
今年の一年早くない? トシ取るほど時の流れを早く感じるのは知ってるけど、今年は特に、あっというま感がすごい。恒例のこの記事、もう書くの!? と思ってる。 毎年、「人生は短く、読む本は多い」と能書き垂れるが、今年は、「人生は加速的に短く、読む本は指数的に多い」と変えておこう。 そして、昨年と比べると、世界はずいぶん変わってしまった。 基本的に外に出ない、人と会わないが普通になり、マスク装備が日常になった。オフ会や読書会でお薦めしあった日々は過去になり、代わりにZoomやチャットでの交流が増えた。 ポジティブに考えると、そのおかげで、読み幅がさらに広がった。わたし一人のアンテナでは、絶対に探せない、でも素晴らしい小説やノンフィクションに出会うことができた。お薦めしていただいた方、つぶやいた方には、感謝しかない。 さらに、今年は本を出した。 ブログのタイトルと同じく、[わたしが知らないスゴ本は、
ホーム(ORICON NEWS) 芸能 TOP 【年間本ランキング】『鬼滅の刃』史上初BOOK総合 & コミック同時1位など各種ランキングを席巻 田中みな実「写真集」歴代1位の好セールス 本日30日に発表になった『第13回オリコン年間“本”ランキング2020』は、『鬼滅の刃』が、総合部門にあたる「BOOK」と「コミック」同時1位という史上初の快挙を達成。ほか、2ランキングを完全制覇し、「コミック」ではこちらも史上初となる1~22位を独占するなどシーンを席巻。また、昨年末の発売から話題となっていたフリーアナウンサー・田中みな実の1st写真集『Sincerely yours...』が、期間内47.2万部を売り上げ、「写真集」歴代1位を記録した。 【BOOK】“おうち時間”の過ごし方が、ヒット作の鍵に 総合部門にあたる「BOOK」では、人気コミックの『鬼滅の刃』のノベライズ短編集第1弾『鬼滅の刃
自分に足りないもの。それは「女子力」。 ヒトとしてあまりに、かわいげが、ない。 おっさんとはいえ、なんとかせねばならないほどである。 と、それほど不毛に悩んでいたその時、あの100均に、100円で女子力UPできるエモい本がたくさん売られていることが明らかにッ!あらやだ! そこで今回は、それらに全力でぶつかって、女子力を爆アゲしてみたいと思う。 多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー) 前の記事:犬にもストロングなフードがあるだなんて! > 個人サイト ヨシダプロホムーページ
日米に限らず、すべての人の平等を目標とする「ポリティカル・コレクトネス」を敵視する人は少なくない。自分が住んでいる社会でマジョリティの立場にいる人は、マジョリティとして看過されてきた言動が制限されることに不快感や恐れを感じるのだろう。「自分には無関係のことだ」と思っている人もいるだろう。しかし、ポリティカル・コレクトネスは、それらの人々が想像していない場所で、それらの人々の文化や生活を豊かにしているのだ。 たとえば、アメリカの出版業界も、最近の社会の動向を反映して、黒人作家の作品が売れるようになり、海外からの翻訳文学への評価も高くなっている。何よりも、それらを特別視せずに、英語で書かれた作品と同等に扱い、好んで読む読者が増えているのを感じる。日本人作家の作品もそのひとつだ。私が若かった頃でも日本人作家の翻訳作品は海外で読まれていた。だが、そこには「異国への物珍しさ」が中心で、英語で書かれた
先日、読書猿の最初とその次の著作、アイデア大全と問題解決大全を担当していただいたフォレスト出版の編集者石黒氏から、先に次のような素晴らしいエールをいただいた。 祝『独学大全』出版記念 読書猿さんについて知っていることを私なりに伝えます。 https://note.com/forestpub/n/n6fdef7d27d74 そのおかげもあって、新著『独学大全』は思ってもなかったほどの順調な滑り出しである。 せめてもの返礼として、私の記憶する限りの『アイデア大全』の誕生秘話を書いてみたい。これは、いつか約束したことメイキングであるのと同時に、書けなかった『アイデア大全』の後書きでもある。 というのは、『アイデア大全』の成立に最初から最後まで、八面六臂の活躍をしていただいた石黒氏に対して、読書猿の最初の本の末尾で感謝の念を呈したいという申し出をしたところ彼はこう言って断ったのだ。 「そんなスペー
時代超え支持される三島文学 文庫の累計トップは「金閣寺」 2020年11月25日07時07分 【図解】新潮文庫三島作品の累計発行部数上位10作 作家の三島由紀夫が陸上自衛隊市ケ谷駐屯地で割腹自殺してから50年。作品は今も若者をはじめ幅広い世代に読み継がれている。三島の主要作品を発行する新潮社によると、文庫版で最も人気を集めているのは、映画化もされた「金閣寺」だった。 <三島由紀夫没後50年 関連ニュース> 三島は思想的な側面がクローズアップされがちだが、人間心理への深い洞察、華麗に装飾された文体などが際立ち、小説家としても時代を超えた支持を得ている。 新潮社は三島が自決の現場に向かうに際し、最後の原稿を託された出版社。没後50年を機に、新潮文庫では代表作11作の解説に作家の小池真理子氏らを起用した新版を出し、既刊の文庫33作のカバーも一新した。 同社によると、新潮文庫の累計発行部数のトップ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く