タグ

ブックマーク / neshiki.typepad.jp (6)

  • 植民地の歴史はどう書くべき?ルモンド・チャット翻訳

    これは、ル・モンドウェブ版で行われた歴史家 Pascal Blanchard/ パスカル・ブロンシャール(著作:La fracture coloniale/ 植民地断絶 2005年)と読者の間で行われたチャット簡単訳です。現在(12月末)、フランスの植民地政策をめぐる論争はあきらかに“行きすぎ”の観を呈している。かえって今月アタマまで戻って、確認作業をしてみるのもひとつの理解の仕方かもしれません。 Comment écrire l'histoire de la collonialisation ? 植民地の歴史はどう書けばいいの? フレッド:ブロンシャールさん、教科書で“海外におけるスランス人の功績”を認知するという2005年2月23日法は、国民の一部を刺激する以外にどんな役に立つのか、特にどういった意味があるのでしょうか? パスカル・ブロンシャール:少なくとも、今になってやっと植民地問題

    植民地の歴史はどう書くべき?ルモンド・チャット翻訳
    flak
    flak 2005/12/31
  • フランス“暴動”をめぐるクリップ・クラップス

    残念ながら、リンク先はほぼフランス語であります。英語読みの方は翻訳エンジンたとえば、http://babelfish.altavista.com/で英語化するといいかと。antiECOさんのコメント欄でお約束したラップ関係プレスURLなどアップしてみます。 フランス5がやってる、20日の Arret sur Images、タイトルは“Bavure et incendie、カメラの権力”この番組の ヴィデオが見られます:先週放送分はfenestrae氏がリンクしてました。内容は70分程あるし、トピックも多種いろいろ扱ってますが、見て損はない。特に“騒乱の夜とカメラの存在とエモーションについて”ジャーナリスト達の興味深い考察が聞けます。(番組が終わってからのオフ会話までなぜか収録される) 解説するとこの番組チーフ、シュナイダーは、元ル・モンドTV専門記者だったが、ル・モンド批判をして離脱、今は

    フランス“暴動”をめぐるクリップ・クラップス
    flak
    flak 2005/11/21
  • “フランスの階級”という宿題

    しかし、fenestrae 師匠とメディさんはいつになったら長い夏休みから帰って来るのであろうか。スイスはベルンのmari 姫はスロー・ウェブ・ライフを送ってるらしいし、天神茄子氏も内装工事中のようである。 だからというわけでもないが、って言うより実際は対アドミ戦争に専念してるはずの私にブログ書いてる暇はないわけで、でもこの大騒ぎ。黙ってられない気性なわけです。東京は下町生まれよお。おまけに今頃になって気づいたけど読売新聞の書きかたって、なにこれ。 というわけで今日はantiECO 氏のブログで書きたい放題させていただいた。しかしなんだ、あの誤字の多さはみっともない。で、antiECOさんって大手の方だったのですね。今頃反省しています。 さて、ECOさん(と書くとウンベルト・エコみたいでかっこいいです、彼は世界のおっさんの鏡です、会った事ある)に“フランスの階級”なるエントリを書きまする、

    “フランスの階級”という宿題
    flak
    flak 2005/11/14
  • 燃えてないパリからのメモ

    今日は一日中外出しっぱなし、買った新聞もまだちゃんと読んではいない状態ですがいくつかメモ。 大きさは同じですが、紙面構成を変えカラー写真を大幅に導入したル・モンド、この新聞はリベラシオンと同様、今回の“騒動”をスキャンダラスに書き立てることはなかったな、というのが私の印象です。各県で焼かれた車の数を地図で示した(らしい)大衆紙パリジャンやTVの報道だけ見ている人々はまた違った印象を持ったと思う。 ・ル・モンドの記者が日曜の夜パリ近郊のシテで若い“casseurs/壊し屋”達と何時間かエンベッデッドして書いた記事が、ネット版で読者ランク一位になっています。サルコジの挑発的発言(注:シテを水圧掃除器で清掃する、ごろつき、など)が今回の怒りの爆発の原因だったのかといった内容のジャーナリストの質問に彼らは“自分達は溺れかけてるのに、浮き輪を投げる代わりに、逆にこっちの頭を押さえ込んで沈めようとす

    燃えてないパリからのメモ
    flak
    flak 2005/11/12
  • パリは燃えてはいないのだが。

    先ほどはイッキに前エントリを書き込みまして、かなり荒い文章になってしまいました。いくつか追加事項をしたためてみたいと思います。 フランスは移民の国である。私は1980年代にここにやってきた“文化”移民です。日の生活に息が付けない、こりゃちょいと別の国も見てやろうとやって来て20年が過ぎてしまった。一時は第三国に“出稼ぎ”のようなことをしていた時期もありましたが、どうにかこうにかここまで生活してきた。ただ、このところとんと仕事が減って困っている。 近年の移民組には、ロシア東欧系、トルコ・クルド、イラク・アフガニスタン系もいるようです。彼らが実際に滞在許可証をもった正式移民なのか、許可書なしの無書類移民なのかは私には確かめるすべがない。もちろんアフリカ大陸から欧州を目指してモロッコの砂漠を歩いて渡る移民候補者達の不運は2ヶ月ほど前、こちらでたびたび報道されていましたからご存知のかたも多いと思

    パリは燃えてはいないのだが。
    flak
    flak 2005/11/10
  • パリは燃えているか? 燃えてないよ。

    TVを見て心配したいとこから、おとといメールがありました。私の住んでいる界隈では何も起こっていません。パリは燃えていません。大通りに警官は多いですが、これはいつものことです。みなさん、ご安心ください。こちらの報道では昨夜(いくつかの都市に引かれた外出禁止令以前ですが)放火された車の数は減少したとあります。 基的にTVのニュースは見ず、紙版新聞とネットのル・モンドとリベに眼を通すのと朝ラジオニュースを聞くぐらいの生活ですから、実際に、たとえば燃やされた車や商店街を目撃はしていません。 今回の“限定的衛星都市に起こっている一部の若者の行動”については、いったん落ち着いたところで、社会的背景や政治経済的背景を含めネブロで扱おうと思っていたのですが、海外での関連報道にかなり混乱が見えるようなので、いくつか気がついたところをメモしたいと思います。 なお、ほぼご近所のShibaさんが関連エントリを書

    パリは燃えているか? 燃えてないよ。
    flak
    flak 2005/11/10
  • 1