風疹の流行で、予防接種のワクチンが一時的に不足するおそれがあることから、厚生労働省は全国の自治体に対して、新たに予防接種の費用を助成する場合は、風疹の抗体を十分持っているか検査し、必要な人だけを助成の対象とするよう協力を求めました。 風疹は先月23日までの1週間に全国で新たにおよそ500人の患者が報告され、700人近いペースで増えていた5月下旬より減ったものの依然、患者数の多い状態が続いています。 この流行で、予防接種のワクチンが一時的に不足するおそれがあることから、厚生労働省は、任意の予防接種は、妊婦の周辺にいる人や妊娠を希望している人などを優先するよう自治体や医療機関に協力を求めていますが、先月(6月)接種を受けた人はさらに増えたということです。 このため厚生労働省は、安定的に予防接種を行うため、全国の都道府県や市町村に対して新たに予防接種の費用を助成する場合は、風疹の抗体を十分持って