<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年08月31日 (水)時論公論 「汚染がれき・処理の課題」 東日本大震災が発生して、まもなく半年になろうとしています。 被災地では復興に向けて多くの努力が続けられています。 しかし、大量に発生したがれきに原発事故による汚染の影響が重なり、大きな妨げになっています。 今夜はこの汚染がれきの問題を考えます。 原発事故がもたらしたもの 東京電力福島第一原子力発電所では地震と津波の影響で、原子炉の冷却系統の働きが失われ、水素爆発を起こしました。 この結果、放射性物質が広い地域に撒き散らされました。 この放射性物質が災害復興全体に大きな影響を与えています。 特にがれきの撤去への影響が注目されています。 最大の問題は福島県での汚染がれきの処理です。 福島県の佐藤知事は「福島での最終処分場はありえない」として、県外で処理するよう