下條村は24日、リニア残土処理地計画特別委員会の第4回を村民センターで開き、「健康」「持続可能」「交流」のコンセプト案からなる後利用計画のイメージ図を作成した。村は今後、イメージ図をJR東海に示すとともに、夏までに工事関係者側に出席を求める形での対策委員会を発足、具体的施設計画を練る方針だ。 イメージ図は3点のコンセプトを基にスポーツや運動、食、自然体験などを組み合わせた楽しい観光体験活動を実践する仕組みの「スポーツ・ヘルスツーリズム」を掲げる。 ▽道の駅▽健康志向▽健康▽緑地―の4つのゾーンに区分けし、総合案内所やカフェ、飲食店、温浴施設、収穫体験ができる農地などを検討。当初予定したスポーツグラウンドはクラフトフェアやフリーマーケットも開催できるような「多目的広場」に変更した。 金田憲治村長は「環境の変化に対応できる、進化する施設を目指す」と強調。村の次期総合計画にも反映するとし「民間活
高森町の女性職員でつくる「チームほっ♥たかもり」は18日夜、町内に住む女性のみを対象にしたまちづくり懇談会を町中央公民館で開いた。チームは女性の視点からまちづくりを充実させようと、4月に発足。懇談会は初の試みで、女性に役立つ町の事業を紹介し、子育ての悩みや地域づくりの課題などを聞いた。 懇談会にはチームのメンバーのほか主婦ら約30人が参加した。車座になり、チーム側は活動経過に続いて、女性の活動を支援する町の取り組みや健康支援、庁内に置く各課の役割を説明。経営企画室内に開設した女性専用の相談窓口にも触れ、これまでに就労を中心に15件ほどの相談に応じていると報告した。 意見交換では子育て中の主婦が子育ての悩みや近所付き合いの難しさを打ち明けたのに対し、メンバーは経験を踏まえてアドバイスを送ったり、「一緒に考えていこう」と優しく声を掛けた。 困った時に助け合える地域づくりに向けて町職員の協力を求
天龍村は、AR(拡張現実)技術を取り入れた職員名刺を作成し、7日から利用を開始した。スマートフォンのカメラを向けると、ブッポウソウや坂部の冬祭りなど村の魅力を紹介する動画が流れる。AR名刺の導入は飯田下伊那地域の市町村では初という。 ARは、現実環境をコンピューター上に拡張する技術。紙面媒体では、あらかじめ登録したアイコンや写真を掲載し、利用者がスマホのカメラを向けた際にインターネットを通じて動画や音楽を配信する仕組みが普及し始めている。 村が取り入れたのは同様の技術。名刺に印刷したアイコンにスマホのカメラを向けると、村を紹介する動画が流れる。 春はブッポウソウ、夏は茶摘み、秋は羽衣崎の紅葉、冬は坂部の冬祭りと、村の四季をテーマにした各1分の動画4本を作成。村鳥のブッポウソウは、5月に村に渡って村内を飛び交う姿や、村が独自に撮影した営巣風景などを盛り込んだ。 茶摘みでは段々畑の風景と伝統の
天龍村は、村内の65歳以上の高齢者15世帯を対象にタブレットによる情報通信網整備の実証実験を開始した。通信キャリアと連携し、「緊急時の連絡」「健康管理」「見守り」などの高齢者支援を一括して実現する仕組みづくりを検討する。 スマートフォンのように電話や情報通信の機能を備え、10インチの液晶画面を直接指で触って操作できるタブレットを、高齢者が居住する15世帯に導入。職員と通信キャリアの社員が訪問し、使用方法を説明した。 全国3位、県内最高の54%の高齢化率を誇る村は、広大な面積に集落が点在しているため、独居高齢者の見守りが課題。豪雨や大雪で山沿いの集落が孤立する事例も毎年発生していることから、緊急時の連絡体制の整備も問題になっている。 タブレットは電子メールやテレビ電話、健康管理手帳などの機能を搭載していることから、「全ての家庭が備えれば、顔が見える定期的な連絡や健康情報の管理などを一括して実
泰阜村は、村ホームページ上で村内の観光名所6カ所の360度パノラマ風景写真を楽しめるサービスを開始した。昨年からスマートフォンで公開しているサービスをパソコン上でも利用できるようにと導入した。パノラマ写真は季節ごとに入れ替える予定だ。 同村は「村づくりやらまいかい」として昨年から、村のブランド力向上と、体験ツアーなどを通じた第2のふるさとづくりを2本柱に事業を展開。村内21の個人・団体連携による「村づくりやらまい会」や名古屋サテライトを利用した観光PRなどの活動を行っていた。 スマートフォンやインターネットなどのICTを活用した観光PRもその一環として実施。昨年から、スマートフォン向けに村の風景を居ながらにして楽しめるパノラマ風景写真のサービスを行ってきた。「Junaio」という専用アプリをスマートフォンにインストールし、観光リーフレットに記載されたQRコードを読み込むという作業が必要なた
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