スマートデバイスの安心・安全な企業利用を手助けしてくれる管理ツールが急速に普及してきた。それがMDMである。MDMはスマートデバイスの状態を「見える化」してくれるので、管理者は端末個体の様子を直感的につかんだり、適切な処置を素早く施せたりできる。スマートフォン、タブレット端末を本格活用したい企業の管理者にとっては必携のツールといえる。本連載では、6回にわたってMDMの仕組みと初歩的な使い方を解説する。 目次
![BYOD時代の戦略ツール~MDM徹底解説](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)
リモートアクセス制限と仮想デスクトップ活用 同社の取り組みの特徴は、会社が配布する端末と、個人が所有する端末を、しっかりと使い分けている点にある。使用する用途や業務への活用範囲を見極めて活用。 私物スマートデバイスは、主にメールの閲覧やグループウエアへのアクセスに利用している。e-Janネットワークスのリモートアクセスサービス「CACHATTO」を経由して、社内にあるExchange Serverなどにアクセスする仕組みを、2009年に整えた。現在は社員が所有する端末がスマートフォンにシフトしていることもあって、スマートフォンからメールを読み書きしている社員が多いという。 個人端末からアクセス可能な情報システムは、一部だけに制限している。情報システムにアクセスする端末については、MDM(モバイルデバイス管理)システムなどで遠隔管理が不可欠だが、個人の端末にMDMのアプリを組み込むのは難しい
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