1月27日、米アップルのクックCEOは従業員向けの電子メールで、部品調達先などの労働環境をめぐる問題に目をつぶることはないと強調した。写真はアップルの契約先、フォックスコンの中国広東省にある工場。2010年5月撮影(2012年 ロイター/Bobby Yip) [サンフランシスコ 27日 ロイター] 米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が従業員向けの電子メールで、部品調達先などの労働環境をめぐる問題に目をつぶることはないと強調し、同社がそうした問題を軽視しているとの主張は「明白な誤り」だと訴えた。 米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は先に、アップルの契約先である富士康科技(フォックスコン・テクロノジー)の中国工場での労働環境が劣悪だと伝えており、今回の従業員向けメールはその報道に反論するもの。