11月、インターネットマッチングサービスを提供する「マッチ・ドットコム」が、「日米《婚活》コンカツ対談」を開催した。パネリストは本連載の著者で、今年3月に山田昌弘中央大学教授と共著で『「婚活」時代』を上梓した白河桃子さんと、ハワイ大学教授で6月に発行された『ドット・コム・ラヴァーズ―ネットで出会うアメリカの女と男』の著者である吉原真里さん。 女性の恋愛・結婚の現状に詳しい白河さんと、実際にインターネットのマッチングサイトで恋愛体験をした吉原さんの2人が、日米の恋愛・結婚事情に関して熱く語った。この様子をリポートする。 * * * * * ―― まず、お2人がご著書をお書きになったきっかけを教えてください。 白河 桃子(しらかわ・とうこ) 少子化ジャーナリスト、ライター。1961年東京生まれ、慶應義塾大学文学部卒業。結婚、少子化など女性のライフスタイルに関する