国産オープンソース軽量Javaアプリケーション・サーバー「Seasar」のコミュニティがNPO法人を設立する。2004年12月中に内閣府に申請し,2005年4月の設立を目指す。意思決定や財務面での透明性と,開発や保守の永続性を改善することでSeasarの普及拡大を図る。 Seasarは,アスペクト志向やDI(Dependency Injection)などの新しい技術を取り入れたJava APサーバー(正確にはDIコンテナ)。比嘉康雄氏が中心となって開発しており,すでに数十近い実際の業務システムに適用されている。統合開発環境Eclipse用のプラグイン「kijimuna」や,Strutsとの連携モジュール「S2Struts」,DBアクセス自動化のための「S2Hibernate」などSeasar用のモジュールを開発するボランティア開発者も多数いる。また比嘉氏は,Seasarに基づく設計開発手法