さて、ENJOY KYOTO初のエリア特集として宇治をフィーチャーするにあたって最初に考えたことは、巻頭を飾る特集を何にするかということでした。個人的に知っているところや既に評価の定まったさまざまなお茶にまつわる人々だけでもかなりの候補があり、選考には編集部のメンバーはもちろん、お茶の京都に関わっていらっしゃる京都府や京都コンベンションビューローの方々のご意見なんかにも耳を傾けながら、最終的にはぼく自身の判断で決定しました。 まず今回の巻頭特集では通常6ページを割いているところを4ページに縮小、代わりにより多くの人々を2ページ単位で紹介していくという構成にしました。結果的にはこれは成功したと思います。 そして、今回ぼくが巻頭特集としてピックアップしたのは、宇治に残る唯一の窯元である朝日焼 京都・宇治の茶陶 遠州七窯でした。昨年、ご長男の松林佑典さんが十六世・豊斎を襲名されたばかりということ
![ENJOY KYOTO Issue22 宇治特集号をセルフレビューします 〜その2〜 「朝日焼 作為しない作為という極意について」 - ゴジマエ~後日読み返してもらいたいささやかなまえがき~](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/81d6d021176e1b04a431dbba68851cc1676b15c5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ff%2Ffu-wa%2F20170503%2F20170503094726.jpg)