市バス運転手の3割、年収1000万超 神戸(神戸新聞) 神戸市の市バス運転手のほぼ三割が、年収一千万円を超えていることが二十七日、分かった。採用の抑制などで年齢の高い職員の割合が増えているほか、長時間の時間外勤務などが要因という。民間のバス運転手と比べれば、平均年収が一・八倍となり、給与面での官民格差を裏付けた。 公務員の厚遇への批判が強まる中、国の指示を受け、市が交通局などの高額年収者についてまとめた。 まとめによると、バス運転手三百八十三人(平均四八・八歳)のうち、二〇〇六年度の年収が一千万円を超えたのは百十人(29%)に上った。最高は千二百九十万円だった。 交通局は高額年収者が多い理由として、バス路線の一部民間委託で年齢の若い運転手を中心に配置転換が進み、年齢の高い職員が増加したことに加え、時間外手当が多いことを挙げている。 例えば、欠勤した運転手に代わって、ダイヤ上の公休日に運転し