首位陥落の清水 叱咤し続けた亡き“友人”は見ている 前半、川崎F・寺田(左)に倒される清水・岡崎 Photo By スポニチ 【清水0―0川崎F】アウェーで川崎Fと対戦した清水は、主導権を握って攻め続けたがゴールを割れず、スコアレスドロー。3試合連続無失点、長谷川健太監督(44)就任後は初の開幕から4戦負けなしとなったが、首位から陥落した。 清水は終盤、勝ち点3獲得を目指して波状攻撃を仕掛けた。後半42分、小野の絶妙なパスを受けた途中出場のDF高木が決定的なシュートを放つ。ロスタイムには小野を起点に途中出場のFWヨンセン、MF伊東のコンビでチャンスをつくったが、伊東のシュートはゴールのわずか左にそれた。試合の主導権は前半から清水が握っていたこともあり、試合後のイレブンには脱力感がにじみ出ていた。 攻撃は迫力と厚みがあった。MF本田が高い位置でボールを奪い、小野を経由するパターンで攻め続け