日本代表に初選出された柏のエース工藤壮人(23)が25日、黒と黄色を基調とした新スパイクを披露した。契約するプーマ社からタイミング良く新作のシューズが届き、非公開練習だった前日24日から履き始めた。側面に「MASATO」、かかとには「9」が刺しゅうされている。 「僕は重さにはこだわらないんです。足が遅いんで、軽くしてもあまり変わらないんで(笑い)」という工藤のこだわりは、履きやすさと芝をかむ感触。靴底のポイント部分が、晴れ用のものと、雨用のものがミックスされている。「最近の芝は常にぬれているので、滑らないように。でも全部、雨用のにしちゃうと、刺さり過ぎちゃうんです」と説明した。 26日の浦和戦、29日の広島戦、そして代表戦と、新スパイクで臨む。