高円宮杯U-18プレミアリーグ。今年からこの大会への参入を果たしている柏レイソルU-18が迎える相手は、前年度王者・流通経済大学付属柏高校。同じ“柏”の名を冠し、互いに意識しないと言えばウソになるチーム同士である。この試合、観客用のスタンドなど存在しない人工芝グラウンドには、見たこともないような人垣ができるほど。注目度の高さが一目で分かる、そんな光景だった。 ただ、その空気感に対して試合前から不安感を覚えていた男もいた。レイソルの指揮官、下平隆宏監督である。「試合前、ホワイトボードを出して指示をしていても、どうもそのボードを見ていない選手がいる。そっち(集まった観衆)を見ている。気が散っているんです」。前節も多くの観衆を集めたゲームだったが、その開催場所は日立柏サッカー場。「ロッカールームでグッと締めて、ガッと出ていく」(下平監督)感覚とは異なる、グラウンドで行う青空ミーティングならではの
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