クマイチさん、あなたの勇気は外交官の模範です――。メキシコで1世紀前、クーデターで追われた大統領の家族を公使館でかくまった堀口九萬一(くまいち)氏をたたえるプレートが10日、在日メキシコ大使館(東京都千代田区)で披露された。 堀口氏は明治・大正期の外交官。メキシコのほか、スペイン、ブラジルなどで公使を務めた。長男は、詩人の堀口大学だ。 堀口氏がメキシコ臨時代理公使を務めた1913年、同国のマデロ大統領はクーデターで殺害された。 当時、身の危険を感じた大統領夫人ら親族20人あまりは、親交があった堀口氏に助けを求めた。公使館が攻撃される危険もあったが、堀口氏は事態が収まるまで彼らを保護した。 クーデターの指導者に対しても… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。
米フロリダキーズ沖で、サンゴを移植するダイバー(2015年5月23日撮影)。(c)AFP/HANDOUT/DAVID GROSS 【7月10日 AFP】近年、世界中で危機にさらされているもろくて壊れやすいサンゴ礁。そんなサンゴの一部を切り取ってより多くのサンゴを育てる、「サンゴ・ガーデニング」と呼ばれる科学に基づいた復元作業が普及し始めている。 サンゴ・ガーデニングの仕組みはこうだ。海洋生物学者が生きているサンゴの先端を切り取り、海中に設置した人工の木のような苗床につり下げる。そこで成長させてから、海底の自然のサンゴ礁に「移植」する。 米フロリダ(Florida)州の研究者たちは何年間もの実験と失敗を繰り返した結果、今ようやくその技術を、サンゴが受ける気候変動や産業汚染などの悪影響に対応するため、ダイビング旅行やエコツーリズム、子どもたちのサマーキャンプなどを通して、世の中に届けている。
[7.11 J1第2ステージ第1節 柏2-3鳥栖 柏] J1第2ステージが開幕、日立柏サッカー場では柏レイソルとサガン鳥栖が対戦した。試合は前半のうちに鳥栖が3点を先行。後半に柏が2点を返したが、リードを守り切った鳥栖がリーグ戦6試合ぶりの勝ち点3をつかみ、第2ステージを白星でスタートした。 ホームの柏は、攻撃の中心を担っていたFWレアンドロが第1ステージ終了後にヴィッセル神戸へ移籍したため、FW工藤壮人が3トップの中央に。DF近藤直也が2014年9月27日のJ1第26節FC東京戦以来となるスタメン復帰をはたした。 対する鳥栖は、第1ステージ第17節広島戦と同じ11人が並び、注目のルーキーFW鎌田大地は2試合連続となる先発を飾った。 [スタメン&布陣はコチラ] 昨季はそれぞれ4位、5位と躍進した柏、鳥栖だが、第1ステージでは14位、11位と低迷。第2ステージで巻き返しを計る両チームによる一
クロマグロの完全養殖に世界で初めて成功した近畿大(大阪府東大阪市)は、富山県射水市海竜町の同大水産研究所富山実験場で、クロマグロの稚魚の飼育研究に挑む。 同大はこれまで主に、太平洋側の和歌山県と鹿児島県・奄美大島のいけすで繁殖に取り組んでおり、日本海の海水を用いた水槽で育てるのは初めてとなる。 近畿大によると、今月18日、奄美大島から直径約1ミリの受精卵約150万粒を空輸などで富山に運ぶ。搬入から2日ほどで、全長3ミリほどのクロマグロの稚魚が孵化(ふか)する見通しだ。 最初は、富山湾から海水を引き込んだ直径約6メートル、容量約30トンの水槽の中で育てる。1か月ほどたち、体長が6~7センチまで順調に成長すれば、同大が所有する中で最大級の直径10メートル、容量約200トンの大型水槽に移し、飼育に取り組む予定だ。 稚魚は体長10センチ以上になった時点で、大半を民間の養殖業者などに出荷するが、一部
豊臣秀吉(1537~98)が織田信長の家臣だった木下藤吉郎時代、領地の収穫高を厳密に調べるよう家臣に命じた書状が、京都市の民家で見つかった。所有者は兵庫県豊岡市出石(いずし)町の旧家出身で、鑑定した豊岡市教委が10日発表した。秀吉は後に統一的な基準・方法で「太閤(たいこう)検地」を実施したが、天下人になる前から収穫高の把握に力を入れていたことがうかがえるという。 書状(縦12・2センチ、横77・5センチ)は1573年5月24日の日付。家臣とみられる篠田伝七郎に宛てて、7カ所の土地の収穫高をそれぞれ当時の通貨(貫)で示した後、「入念に調べ上げ、これ以上の収穫がある場合は親類縁者でも見逃してはならない」と厳命していた。 秀吉は当時、浅井(あざい)・朝倉攻めを行っていた織田勢の一武将として、北近江(現・滋賀県北部)に陣を敷き、浅井勢と対峙(たいじ)していた。分析した東大史料編纂(へんさん)所の村
安藤忠雄氏「何でこんなに増えてるのか、分からへんねん」…新国立問題で初コメント 2015年7月11日14時44分 スポーツ報知 新国立競技場問題について初めてコメントした安藤忠雄氏 総工費の高騰が問題となっている新国立競技場のデザイン選考について、審査委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏(73)が11日放送の日本テレビ系(読売テレビ制作)「ウェークアップ! ぷらす」(土曜・前8時)にコメントを寄せた。安藤氏がコメントするのは問題が浮上して以来、初めてとなる。 「安藤忠雄建築研究所」の名前で、番組の司会を務めるキャスターの辛坊治郎さん(59)宛に出されたファクスでは「コンペの与条件としての予算は1300億円であり、応募者も認識しています。提出物には建築コストについても示すように求められていました。それは当然評価の一つの指標となりました」と明記。下村博文文部科学相が10日の閣議後の会見で発言した
球児以外の高校生の夏も始まった。全国高校野球選手権兵庫大会の開幕試合には昨年の軟式大会で延長50回を1人でアナウンスした女子高生が登場した。 「一回の表、三田学園高校の攻撃は1番……」。澄んだ声を追うように、試合開始のサイレンが鳴った。 11日に始まった兵庫大会。明石トーカロ球場(兵庫県明石市)の三田学園―豊岡の開幕試合では、藤井朋音(ともね)さん(3年)が放送員を務めた。昨夏、同球場であった全国高校軟式野球選手権大会準決勝で、延長50回の熱戦をアナウンスした明石高校野球部のマネジャーだ。 両手でマイクを口元まで持ち上げ、唇が触れるほど近づける。「頑張れ」という思いを込め、選手たちの名前を一文字ずつ丁寧に読み上げた。「選手に負けないくらい私たちも必死なんです」 昨夏、中京(岐阜)―崇徳(そ… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 こちらは無料会員が読める会
命を突然絶たれた兄は、患者たちの「恩人」だった 大阪・北新地ビル放火殺人 遺志を継いだ妹が、2年たってやっと口に出せた「生きていてほしかった」
東京都港区にある日本スポーツ振興センター(JSC)3階の新国立競技場設置本部は、深夜まであかりが消えない日がつづく。 7日の有識者会議で2520億円に膨らんだ計画にゴーサインが出てからも、職員は連日、国会答弁の準備に追われる。8日午後は抗議電話が殺到し、7本の電話回線がふさがった。「終電で帰り、風呂でも入って出直して来いとは言うんですが。徹夜する職員もいます」。高崎義孝・総務部運営調整役はいう。 大成建設との最初の契約(約33億円)がまとまった9日も、鬼沢佳弘理事らが参院の文教科学委員会に呼ばれ、野党議員から計画のずさんさを糾弾されつづけた。「財源確保の見通しはあるのか?」「今、契約してはダメだ」。紆余曲折(うよきょくせつ)の末に出港したはずの船が、猛烈な逆風を受けて座礁しているように映る。 2012年ロンドン五輪の主会場の4倍近いともされる建設費を押し上げるのが、コンペで採用されたザハ・
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