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ブックマーク / www.kahoku.co.jp (33)

  • 河北新報 東北のニュース/飼い主と津波に流された犬まる子 帰らぬ家族、残る思い

    飼い主と津波に流された犬まる子 帰らぬ家族、残る思い 震災後、2カ月半ぶりに見つかったまる子 津波で流された家の跡地に立つ美砂子さん。まる子はここで一家の帰りを待っていた=6月下旬、東松島市大塚 東日大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県東松島市の大塚地区で、飼い主一家と一緒に家ごと流され、2カ月半ぶりに見つかった犬がいる。家のあった場所に戻り、飼い主が戻るのを待っていたという。一家4人は津波で死亡・行方不明となり、この犬は親類に引き取られた。  犬は雑種で、名前は「まる子」。大塚地区で酒屋を営んでいた佐々木亀悦さん(65)一家に飼われていた。7年前、生後すぐ保健所に持ち込まれたが、動物愛護ボランティアの佐々木美砂子さん(54)=塩釜市=に助けられ、亀悦さんの家に引き取られた。  「丸々と太っていたのが名の由来。娘のようにかわいがられていた」と美砂子さん。  3月11日の大津波で、亀悦さ

    fukumimi2002
    fukumimi2002 2011/08/01
    津波で被害を受けた東松島市で、飼い主一家と一緒に家ごと流され、2カ月半ぶりに見つかった犬がいる。家のあった場所に戻り、飼い主が戻るのを待っていた。一家4人は死亡・行方不明、この犬は親類に引き取られた
  • 河北新報/ベガルタ仙台特集/仙台、ロスタイム暗転 柏との上位対決に敗れる

    J1第3節第2日(9日・日立柏サッカー場ほか=5試合)仙台は後半ロスタイムに決勝点を奪われ、0―1で柏に惜敗した。白星が3試合ない仙台は勝ち点25のままで暫定4位。柏は勝ち点31で首位を守った。  横浜Mは2―1で磐田に逆転勝ちし、4連勝で勝ち点30の2位。川崎は3―2で福岡を下し、勝ち点を27に伸ばした。名古屋は1―0で神戸を振り切って勝ち点24。清水は大前の決勝点で甲府に2―1で競り勝った。 柏 1(0―0 1―0)0 仙台  仙台が試合終了間際に失点し、今季2敗目を喫した。  仙台は序盤から粘り強い守備で柏の攻めをしのいだが、後半ロスタイム、自陣左サイドから酒井にクロスを上げられ、沢に頭で決められた。カウンターから何度か決定機をつくったものの、決め切れなかった。 <最後の失点悔しい/仙台・手倉森誠監督の話>  勝てば(首位柏に)勝ち点で並ぶ大事な試合だということを選手たちに話し、試合

  • 河北新報 東北のニュース/悲しみ抱え気丈に広報 石巻出身のJ2横浜FC・藤野さん

    悲しみ抱え気丈に広報 石巻出身のJ2横浜FC・藤野さん 三浦知良選手(右)の取材を取り仕切る藤野さん=横浜サッカーJ2横浜FCで広報を担当する宮城県石巻市雄勝町出身の藤野絵理香さん(29)は、津波で家族らを亡くしながら、一度も地元に戻らず仕事をこなしている。実家も流され、深い悲しみを抱えながらの務め。「一歩ずつ乗り越えていきたい」と気丈に話す。  仙台大卒業後、J1神戸の広報などを経て横浜FCの広報になり、ことしで3年目。三浦知良選手(44)が所属し、横浜市内の練習場には連日、記者が詰め掛ける。取材の段取りやチームの携帯サイトの更新など、毎日が忙しい。  報道陣の前では笑顔を絶やさないが、「『仕事をしていてもいいのかなあ…』と思うことは何度もあった」と明かす。  地震直後、母親の洋美さん(55)からメールが届いた。「大変、津波で全滅」。以後、連絡が途絶えた。電話がつながったのは発生11

    fukumimi2002
    fukumimi2002 2011/04/20
    「神様は乗り越えられない試練を与えない」。苦しい時に洋美さんからよく聞かされた言葉を思い出す。 「時間は戻らない。やるべき仕事をやろう。生きたくても生きられなかった人の分まで一生懸命頑張らないと」
  • 河北新報 東北のニュース/津波から奇跡の生還 釜石・地元紙記者

    津波から奇跡の生還 釜石・地元紙記者 取材中に津波に流される千葉さん=3月11日午後3時25分ごろ、釜石市(国交省釜石港湾事務所提供) 岩手県釜石市の釜石港近くで、地元紙・岩手東海新聞社の記者だった千葉東也さん(36)が津波にのみ込まれる場面を、国土交通省釜石港湾事務所職員が撮影していた。千葉さんは奇跡的にすり傷や打撲だけで生還した。  地震発生後、千葉さんは港湾事務所の近くを流れる大渡川の河口へ取材に行った。写真を何枚か撮った直後、正面から津波が押し寄せ、濁流にのまれた。「時間が止まったような感じ」で、不思議と恐怖感はあまりなかったという。  30メートルほど流され、山積みされた石炭の斜面に体が引っ掛かって、ようやく水面に顔を出せた。上から延びていたロープをつかみ、高さ約8メートルの石炭の山の上まではい上がって、助かった。  釜石港湾事務所の屋上から写真撮影した佐々木正一企画調整課長は「

  • 河北新報 東北のニュース/海峡の底出現 引き波後に津波激突 仙台の写真家撮影

    海峡の底出現 引き波後に津波激突 仙台の写真家撮影 大規模な引き波で海底が露出した金華山と牡鹿半島の海峡 南北からの津波が激突し、大きく盛り上がる海面=3月11日午後3時36分、宮城県石巻市の金華山から東野さん撮影 東日大震災で、宮城県の牡鹿半島と金華山の海峡で海底が見えるほどの引き波が発生し、南北から押し寄せた津波が激突する様子を、仙台市青葉区の元NHKカメラマンで山岳写真家の東野良さん(66)が撮影した。  東野さんは3月11日、石巻高の同窓生の登山仲間12人と一緒に金華山に来ていた。金華山港で、鮎川港に戻る定期船を待っていた午後2時46分、地震が発生。高台への道は土砂崩れが起きていたが、何とか通って高台に避難した。  午後3時12分ごろ、海面が上昇し始め、さっきまでいた待合室は水没。同29分ごろ、今度は南に向かって水が引き始め、同33分には撮影場所から約1キロ先に見える牡鹿半島との

  • 河北新報 東北のニュース/住民救った 職責尊く 東日本大震災から1カ月

    住民救った 職責尊く 東日大震災から1カ月 幼いころから、いつも笑顔を絶やさなかった遠藤さん。母美恵子さんは「できれば生きていてほしい」と切望する 石山さんが最期まで羽織っていたはんてんを手にする敬子さん=名取市 東日大震災から1カ月で死者・行方不明者は3万人近くに達した。この中には自らの職責に殉じたケースもある。大津波にあらがい、一人でも多くの住民を救いたい一心で務めを果たした姿が、人々の心に焼き付いている。 <「高台に避難してください」 宮城・南三陸町職員24歳>  「大津波警報が発令されました。高台に避難してください」  防災無線の呼び掛けが、多くの命を救った。だが、声の主の行方は震災から1カ月たった今も知れない。  3月11日午後2時46分、宮城県南三陸町の防災対策庁舎2階にある危機管理課。町職員遠藤未希さん(24)は放送室に駆け込み、防災無線のマイクを握った。  「6メート

  • 河北新報 内外のニュース/東電、最大級の大型ポンプ車購入 原発事故対策で

    東電、最大級の大型ポンプ車購入 原発事故対策で 東京電力が福島第1原発への放水作業などに使うため米国から購入した大型コンクリートポンプ車=11日、成田空港 福島第1原発事故で高所からの放水作業などに使うため、東京電力が米国の建設会社から購入した世界最大級のコンクリートポンプ車が11日、大型輸送機で成田空港に空輸された。車体には日の丸と星条旗が描かれていた。  東電などによると、ポンプ車はアームの長さが約70メートルで、毎時160立方メートルの放水が可能。ドイツの重機メーカーが製造し、70メートル級は世界に5台しかないという。東電が現場に投入中のコンクリートポンプ車3台は、50メートル級2台と60メートル級1台。  12日と14日にも、米国とドイツから70メートル級など2台が空輸され、放水のほか、高所からの映像撮影などに使用する。当面は、千葉県東金市の工場で整備や操作訓練を行うため、現場投入

    fukumimi2002
    fukumimi2002 2011/04/12
    東京電力が米国の建設会社から購入した世界最大級のコンクリートポンプ車が11日、大型輸送機で成田空港に空輸された。車体には日の丸と星条旗が描かれていた。
  • 河北新報 東北のニュース/ダンプ疾走、30人救う 仙台・蒲生で土建業の男性ら

    ダンプ疾走、30人救う 仙台・蒲生で土建業の男性ら ダンプで高齢の住民らを助けた小野さん(右)とおいの亮輔さん=仙台市宮城野区蒲生 仙台市宮城野区蒲生地区で震災発生時、地元の土建業の男性が、住民ら30人余りをダンプカーで運び、救助していた。会社周辺と避難所の中野小を往復しているうちに津波は背後まで迫ったが、必死の運転でJR中野栄駅付近に逃れることができた。救助された住民は「ダンプに乗せてもらえなかったら、確実に津波にのまれていた」と感謝している。  男性は泉区の土建業小野喜満さん(41)。実家と会社は蒲生地区にあり、3月11日は会社近くの現場で作業中に地震に遭い、大津波警報のサイレンを聞いた。  すぐに路上にいた高齢者らを2トンダンプの荷台に乗せ、南西に約500メートル離れた中野小に搬送。おいの小野亮輔さん(22)ら若い住民の力も借りて、2往復で約10人を学校へ送り届けた。  もう1往復し

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    fukumimi2002 2011/04/06
    小野さんは通れる道を選び、無我夢中でハンドルを操作。津波に追われながら、知り合いの高齢者や路肩を走って逃げていた配送会社の従業員13人を荷台に乗せ、西側に向かった。
  • 河北新報/ベガルタ仙台特集/J1仙台、アジア王者浦項と対戦 ユアスタで開催へ

    fukumimi2002
    fukumimi2002 2010/05/24
    浦項は昨年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を初制覇した強豪クラブ。2007、08年に仙台でプレーしたDF岡山一成が在籍しており、仙台サポーターにもなじみが深い。
  • 河北新報 コルネット 東北のニュース 仙台出身・昨季引退の加藤さん J2湘南コーチに

  • 河北新報/ベガルタ仙台特集/退団の岡山「復活する」 仙台でお別れサイン会

    J2仙台を昨季限りで退団したDF岡山一成(30)がこのほど、仙台市内でお別れのサイン会を開いた。  陽気なパフォーマンスで人気が高かった岡山が「笑顔でさよならしたい」と企画。オリジナルTシャツの購入者限定にもかかわらず約200人が集まり、4時間にわたって一人一人と握手、写真撮影にも応じた。別れを惜しみ、感極まって泣きだす女性もいた。  岡山は現役続行を表明しているものの、次の所属先は未定。最後に「僕は復活する。絶対に引退しません」と宣言すると、サポーターは大きな拍手で励ました。 2009年02月11日水曜日

  • 河北新報/ベガルタ仙台特集/J2仙台、札幌と開幕戦 山形、J1初戦は磐田と

    fukumimi2002
    fukumimi2002 2009/02/07
    「J2仙台を昨季限りで退団したMF田ノ上信也(29)が現役を引退していたことが6日、分かった。路や所属先が未定なのはDF岡山一成(30)、MF佐藤由紀彦(32)で、2人とも現役続行を希望」
  • ベガルタ仙台特集[連載] 期待の新加入6戦士(3)DF島川俊郎/サッカー漬け楽しむ