3月21日、柏市内で行われた募金活動。U−22日本代表の招集を受けていた大津祐樹は「少しでもこの募金活動に参加したかったので(代表への)遠征を遅らせました」と話し、募金活動後に遠征へ向かった あの日、柏の選手たちはセレッソ大阪との試合のために大阪へ向かう途中の新幹線の車内にいた。ちょうど新横浜駅に停車している時だったため、車内に長時間閉じ込められることはなかったものの、交通事情の混乱によって横浜から柏へ戻るのに約22時間を要した。 3月20日からは柏も活動を一旦休止させた。震災直後から「自分たちには何ができるのか」、そう選手同士で話し合った結果、12日間のオフの間に柏駅前などで2度、そして活動を再開した後の4月3日にも練習場で『義援金募金活動』を行った。21日の活動では、本来ならばその日U−22日本代表の遠征に向かうはずだった大津祐樹が「どうしても(募金活動に)参加したかった」との理由か