【ロンドン共同】欧州サッカー連盟(UEFA)は23日、ドーピング取り締まりを強化するため、来季から欧州チャンピオンズリーグ(CL)や欧州リーグなどで試合後に血液検査を実施すると発表した。ロンドンで開いた理事会で決定した。 血液検査は昨年の欧州選手権でも行ったが、来季からはクラブの大会にも対象を広げる。選手のデータを蓄積して変化を調べる「ステロイド生体パスポート」の導入も検討する。 人種差別撲滅のために、選手や監督らが差別的な行為をした場合に最低10試合の出場停止処分を科すと決めた。また審判員への侮辱はこれまでの2試合から3試合、暴行は10試合から最低15試合の出場停止処分に罰則を強化した。