東京地検は19日、インターネット掲示板「2ちゃんねる」への覚せい剤売買の書き込みを放置したとして、麻薬特例法違反の幇助(ほうじよ)容疑で書類送検された、2ちゃんねる創始者の西村博之氏(36)を不起訴処分とした。
経済産業省は12日、愛知県沖の深海で進めていた次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」から天然ガスを取り出す生産試験で、ガスの生産を確認したと発表した。海底からの試験成功は世界初で、将来の国産天然ガス資源として期待される。 試験は、経産省資源エネルギー庁の委託を受けた独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)などが、同日午前5時40分から地球深部探査船「ちきゅう」を使って実施。愛知県の渥美半島沖の水深、約1千メートルの海底から約330メートル掘り進んだメタンハイドレートの層で、水とメタンガスに分解して採取する作業を始め、同9時半ごろにメタンガスの生産を確認した。 今後、約2週間に渡り、日量で数千~数万立方メートルの試験生産を見込んでいる。
冥王星を回る月の一つが、米国の人気SFドラマ「スター・トレック」にちなんで「バルカン」と命名される可能性が出てきた。天文学者のチームが25日までネットで実施した人気投票の結果で、最終的にはチームの提案を受けて国際天文学連合が判断することになる。 バルカン星は、ドラマの登場人物で高い知性を持つ「ミスター・スポック」の生まれ故郷。2週間にわたったネット投票は、5つある冥王星の月のうち、まだ記号の名前しか付いていない2つが対象。約45万票のうち「バルカン」に約17万票が集中し、約10万票の「ケルベロス」を抑えてトップとなった。 バルカンはローマ神話に登場する火の神の名前でもある。ケルベロスはギリシャ神話の3つの頭を持つ地獄の犬。チームはどの名前を選ぶかは未定としているが、上位を占めたこの2つが提案される可能性は高い。(共同)
地球に近づいていた直径45メートル、重さ推定13万トンの小惑星「2012DA14」が日本時間16日午前4時25分ごろ、地球に最接近し、静止衛星よりも近い上空2万7700キロを通り過ぎた。これほどの大きさとしては、観測史上最も近づいた小惑星となった。 15日にはロシア南部に隕石が落下し約1200人の負傷者が出たが、米航空宇宙局(NASA)によると、小惑星の接近による地球への影響はなく、国際宇宙ステーションや人工衛星などの被害もなかったとみられる。 小惑星は秒速8キロで地球の南極方向から近づきインド洋上で最接近、北極方向に抜けた。最接近時は、地表から地球2個を並べたのに相当する距離だった。NASAは、このサイズの小惑星が地球に落下すると、東京都の面積の半分程度に当たる約1200平方キロが吹き飛ぶと試算していた。
ロシア南部に落下した隕石(いんせき)について米航空宇宙局(NASA)は16日、大きさなどを上方修正し、大気圏突入前の重さは約1万トン、直径は約17メートルと推定されるとの最新の分析結果を発表した。これまではそれぞれ約7千トン、約15メートルとしていた。
日本時間16日未明に地球に最接近する直径45メートルの小惑星「2012DA14」の姿を、オーストラリアのアマチュア天文家らが撮影し、米航空宇宙局(NASA)が14日、画像を公開した。 小惑星の軌道は変わっておらず、依然として地球に衝突する心配はない。NASAは米カリフォルニア州にあるレーダー観測施設などを使って追跡し、小惑星の正確な大きさや、どのくらいの周期で回転しているかを調べる計画だ。 オーストラリアの天文家による13日の撮影時点では、地球からの距離は120万キロ。別の望遠鏡も14日に74万8千キロまで近づいた瞬間をとらえ、急速に地球に接近していることを確認した。 小惑星の重さは推定13万トン。インド洋上空で、気象衛星ひまわりなどの静止衛星軌道よりも地球に近い、地表から2万7700キロのところを通過する見通しだ。(共同)
ロシア南部ウラル地方のチェリャビンスク州周辺で15日起きた隕石落下は、隕石が上空で爆発し、ロシア内務省によると同州内の3カ所に破片が落下した。人口が密集する都市部への落下は免れたが衝撃波で大気が激しく振動、非常事態省によると、割れたガラスの破片などで約500人が負傷し、112人が入院した。死者はいなかった。隕石落下で多数の負傷者が出るのは極めて珍しい。 隕石はごう音とともに、白い閃光を広範囲に放ち、白煙を引いて空を横切った。チェリャビンスク州によると、破片の一部は同州中部のチェバルクリ郊外の湖に落下したとみられる。 ロシア宇宙庁は、隕石は秒速30キロで低空を横切ったと説明している。 負傷者の大部分はガラスの破片などによる切り傷で、軽傷と「中程度」のけが。生命に関わる重傷者はいないもようだ。学校では授業中で、子どもも多数が負傷した。(共同)
ロシア南部ウラル地方のチェリャビンスク州周辺で15日あった隕石落下で、ロシア内務省によると同州の3カ所に破片落下の痕跡が見つかった。人口密集地への落下は免れたが衝撃波で大気が激しく振動。チェリャビンスク市によると、割れたガラスの破片による切り傷などで725人が市内で手当てを受けた。非常事態省によると、各地で112人が入院した。死者はいなかった。 ロシア地理協会チェリャビンスク支部の解析によると、隕石は低空突入の圧力のため高度70~30キロで3回爆発した。白い閃光を広範囲に放ち、爆発音はやや遅れて響いた。最初の爆発が最も大きかった。南東から北西に向け白煙を引いて空を横切りながら、地上に対し45度の角度で落下した。 ロシア宇宙庁によると、隕石は秒速30キロで空を横切った。チェリャビンスク州によると、州中部のチェバルクリ近郊の湖に張った氷に、隕石落下によるとみられる直径6メートルの穴が見つかった
サッカー元日本代表でJリーグ「セレッソ大阪」のアンバサダーを務める森島寛晃さん(40)は「静岡での3年間がなければプロでやっていけなかった」と言い切る。広島の親元を離れ、サッカー留学した静岡の高校時代はホームシックや挫折もあったが、人生において貴重な経験を積み重ねたという。青春ドラマのような友情物語も披露してくれた。 高校(東海大第一高校=現・東海大付属翔洋高校)の寮生活では、ちょっとホームシックにかかりました。同じ地元の仲間はいたんですが親元を離れて、集団行動で毎日過ごしていくというのは経験もなかったので。初めての経験が多かっただけに最初のうちはすごいしんどかったですね。 その中で、先輩たちがすごいよく面倒みてくれて、(サッカーで)活躍しておられた先輩も多かったんで、いろいろ教えてもらった。寮に入らなかったらそういう経験もできなかった。 選手権(全国高校サッカー選手権大会)は3回とも行け
「両親を悪くいう人はいなかった」とサッカー元日本代表でJリーグ「セレッソ大阪」アンバサダー、森島寛(ひろ)晃(あき)さん(40)はいう。そんな両親の口癖は「人に迷惑をかけるな」。“日本一腰の低いJリーガー”と呼ばれた森島さんの原点が垣間見えた。今回は「自慢できる両親」やサッカーの恩師について森島さんが語る。 親に一番感謝しているのは中学から高校へ行くとき。静岡に行ったんですけど最初は反対されていた。(大河FCの)先輩が行ってたからチャンスをもらったんですけど親はやっぱり…。覚えているのは行きたくてごねていたこと。5つ年上のお姉ちゃん(小由里さん)が「行かしてやったら」みたいな話をしていた記憶がある。 父親(昭治さん、76歳)と仲良かった先輩のお父さんとかの話もあって、結局、行かしてもらっていい経験をさせてもらいました。 〈中学卒業後、いわゆるサッカー留学で進学したのは静岡県の東海大第一高校
取材日、初対面の元Jリーガーは腰を90度に曲げて深々と頭を下げた。一緒に取材に行った山崎成葉記者の腰は30度。すぐに頭を上げていた。「しまったと思った。恥ずかしかった」と帰り際に漏らしていた。サッカー元日本代表でJリーグ「セレッソ大阪」アンバサダー、森島寛晃(ひろあき)さん(40)は現役時代、“日本一腰の低いJリーガー”と呼ばれた。冒頭の様子は引退後も変わりないことを物語る。そんな森島さんが、育った広島の家族、サッカーの恩師、そして、今の家族について語ってくれた。(野瀬吉信)祖母に豪語「プロで飯を食うんだ」 サッカーを始めたのは小学校2年生のとき。きっかけはたまたま広島の地元の大河(おおこう)小学校に大河FC(フットボールクラブ)というのがあり、友達が1年生からやっていて、ちょっとやってみたいなと。おやじ(昭治さん、76歳)と自転車屋さんのおやじさんがすごく仲良くて、その息子さんも大河でや
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く