人工知能(AI)による小説の創作に取り組んでいる研究者らは21日、第3回日経「星新一賞」(日本経済新聞社主催)に応募した4作品についての報告会を東京都内で開いた。作品の一部は1次審査を通過。研究者が作品の内容や文章の生成に使った仕組みなどを解説した。同賞には、松原仁・公立はこだて未来大学教授が率いる「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」が、AIが小説を書くことに目覚める「コンピュータが
応募した2チームが21日、東京で報告会を開いて発表した。韓国での囲碁のトップ棋士への勝利に続き、人工知能の飛躍的な能力向上を印象づけた。医療や投資などの分野にも応用が始まっており、普及が進めば身近な生活を大きく変えることになりそうだ。 「私は初めて経験する楽しさに身 悶 ( もだ ) えしながら、夢中になって書き続けた。 コンピュータが小説を書いた日。コンピュータは、自らの楽しみの追求を優先させ、人間に仕えることをやめた。」 報告会で公表された作品のひとつ「コンピュータが小説を書く日」の終わりの部分だ。松原仁・公立はこだて未来大教授が代表を務めるチーム「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」が、第3回日経「星新一賞」に応募した。
SF作家の小松左京さん(1931~2011)の著作権を管理する「小松左京ライブラリ」(神戸市東灘区)は26日、小松さんの直筆原稿や創作メモなどを大阪芸術大(大阪府河南町)に寄託したと発表した。大学側は、映像や放送、キャラクター造形などの学科での研究や展示に活用したいという。 小松さんは教授を務めるなど、大阪芸術大と関係が深かった。寄託されたのは、代表作「日本沈没」や阪神大震災を取材した「大震災’95」の直筆原稿など。作家デビュー前に描いたマンガ原画なども今後寄託する。資料の所有権はライブラリが持ち、教育機関や博物館、図書館などが展示を希望する場合は同大経由で貸し出してもらう。 ライブラリはまた、小松さんの小説やエッセーなど全作品のテキストデータを、公立はこだて未来大(北海道函館市)に提供した。松原仁(ひとし)教授らのグループが、短編小説「ショートショート」の名手だったSF作家、故・星新一さ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く