東京メトロ千代田線(代々木上原~綾瀬間)から常磐緩行線および小田急線への直通運転に関して、東京メトロが所有する6000系や16000系などの車両は3線とも走行可能。だが、千代田線へ乗り入れるJR東日本E233系は小田急線での走行に対応しておらず、小田急電鉄の千代田線乗入れ車両4000形も常磐緩行線での走行に対応していない。 今回の発表によれば、各社車両による「3線直通」の運行形態を実現させるべく、JR東日本E233系と小田急4000形に保安装置を搭載するなどの車両改造を行うという。相互直通運転に向けた車両の準備期間は、今年4月より3年程度とする。相互直通運転の開始時期や運転計画など、詳細については「改めてお知らせいたします」としている。 千代田線から小田急線への直通運転は、現行ダイヤでは多摩急行(唐木田駅発着)が中心で、他に準急(本厚木駅発着、おもに朝の時間帯に運行)やロマンスカーMSEに