スイス南部バレー州警察は6日、マッターホルンで1970年に登山中に遭難した日本人男性2人の遺体が見つかった、と発表した。 在ジュネーブ領事事務所によると、発見されたのは、千葉市の及川三千雄さん(当時22)、東京都墨田区の小林正幸さん(同21)。 警察発表によると、2人は、70年8月18日に消息を絶っていたが、昨年9月にマッターホルンの標高2800メートル付近の氷河付近で登山者が遺体と遺品を見つけた。遺族と連絡を取り、DNA鑑定した結果、今年6月から7月にかけて、及川さんと小林さんの遺体と確認されたという。 当時の報道によると、小林さんは70年5月初旬、及川さんは同6月中旬に日本を出発。小林さんは当時、日本の家族に宛てた手紙で「マッターホルン北側へ登る」と伝えていたという。(ジュネーブ=松尾一郎)
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