人が絵画や音楽を「美しい」と感じたとき、脳の一部分の血流量が増加する――。英ロンドン大神経生物学研究所の石津智大研究員=神経美学=のチームが米専門誌などに発表した研究結果が注目されている。この部位はうつ病や認知症などの疾患で活動が落ちるとされ、石津研究員は「『美』によって活性化させる手法は、医療の分野などで生かせるのではないか」と期待する。石津研究員のチームは「美しさ」に反応する脳の動きを探
文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁、国立新美術館、CG-ARTS協会)による『第13回文化庁メディア芸術祭』の受賞作品と推薦作品が発表された。本年度はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門に、世界54ヶ国過去最多となる2,592作品の応募があったという。 アート部門大賞は、成長するタマネギをレーザーで測定し、リアルタイムに複製していく動的インスタレーション『growth modeling device』が受賞。時間を形象化するという時空間の生成装置としてのメディアに対しての深い洞察が高く評価された。 エンターテインメント部門大賞は、ナカムラマギコ、中村将良、川村真司、ハルカークランドによる人と人との繋がる気持ちを表現した、バンド「SOUR」のミュージックビデオ『日々の音色』が受賞。ウェブカメラで撮影した素材を編集した映像が綿密に構成され、グリッドやウェブという概念
第13回文化庁メディア芸術祭受賞作品が発表された。マンガ部門の大賞に選ばれたのは、幸村誠「ヴィンランド・サガ」。 文化庁メディア芸術祭はメディア芸術の振興を目的として、CG-ARTS協会が文化庁、国立美術館とともに主催する祭典。優れた芸術作品に対し表彰するとともに、国内外の作品を広く紹介している。マンガ部門のほか、アート部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門の4部門が発表された。 マンガ部門では大賞を受賞した「ヴィンランド・サガ」のほか、三宅乱丈「イムリ」、五十嵐大介「海獣の子供」、こうの史代「この世界の片隅に」、山田芳裕「へうげもの」が優秀賞を受賞。また奨励賞にはウィスット・ポンニミットの「ヒーシーイット アクア」が選ばれている。
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