人手不足が深刻化 県福祉人材センター(千葉市中央区富士見2)が開設する、高齢者施設や障害者施設などで働く人向けの相談窓口「福祉のしごと こころの相談」への相談件数が増えている。2017年度は281件だったのに対し、18年度は448件、19年度は483件と増加。同センターは福祉の現場で人手不足が深刻化していることが背景の一つではないかと見ている。 19年度の相談で最も多かったのは「仕事に関すること」で229件。「家族に関すること」91件▽「人間関係」87件▽「将来への不安」75件――などと続いた。全体の半数近くを占めた「仕事に関すること」では「人手不足で仕事がきつい」「夜勤などのシフトがきつい」などの相談が目立った。「家族に関すること」では「(仕事がきつく)親の介護が大変」といった相談が相次いだ。「将来への不安」では「給料が安い」や「体力…